へちょび
5.0
테넷
영화 ・ 2020
평균 3.7
いやー、最高っす。個人的には今年いちばんの映画ですね。SF要素をふんだんに詰め込んでおきながら、エンタメとしても最高レベルに面白いのではないでしょうか。そこら辺は、ノーラン監督の手腕だと思います。いやぁ、お見事。 巷で難解な映画として話題の本作ですが、劇中のセリフにある様に、考え過ぎないことが初見で本作を楽しむ為のコツだと思います。何せ｢無知なことが我々の強み｣ですし、｢考えるな、感じろ｣みたいなことも序盤で言ってましたから。普通にエンタメとして面白いので、それくらいのスタンスで良いと思います。 それから、個人的には｢時間が逆行する｣という表現が理解を難しくしている要因だと思います。あれって、｢自分たちの感じる時間の向きを変えて、時間に逆行して進む｣ということですよね。だから、逆行の人たちは時間の向きが変わっているだけで、前に進んでいるんだと思うんですよね。でも、時間の向きが変わっていないことが普通だから、普通の人が見ると後ろに進んでいるように見えると、そんな感じに自分は理解しました。と、わかりやすく説明しようとして逆にわかりにくくしてしまっているかもしれませんし、合っているかもわかりません(笑)。とにかく、自分のわかりやすいようにイメージすることが大事だと思います。 あとはもうレビューサイトや解説動画をハシゴして下さい(笑)。そうして、だんだんと理解度が上がっていく毎に、パズルのピースがはまっていき、楽しさも増していく映画だと思います。そうなれば、すっかりTENET沼にはまってしまいそうですね。Blu-rayの発売が待ち遠しいという方々も多いのではないでしょうか。とは言え、映画館で観るべき映画だとも思いますし…まぁ、とにかく何度も観たくなる映画です(笑)。