自分を貫くってカッコイイ！！ １作目は自分を貫くことで自分を変える ２作目は自分を貫くことで周りを変える そんな映画だと思う。 前作に続き我が道を行くエルの姿には元気付けられるし、こうありたいと思える。 正直前作で努力してうまく行った分、これ以上何を成し遂げるのかと思ってたけどしっかりスケールアップしていた。 ただし、今作はエルの努力しているシーンはあまりなく、基本的にはコネや周りの人の良さに助けられる場面が多い。そういった部分で期待外れと感じた人も多いだろう。しかし、重要なのはそこではないと思う。 すなわち、今作のエルは続編であるが故に、自分で目一杯の努力ができることは前提となっていて、自分ではどうしようもない部分、つまり他人とエルの関係について、自分を貫くことで他人まで変えられるということを伝えたかったのではないだろうか。実際、劇中においてエルが他者にアドバイスとして放った「自分でできることは自分でやる」という台詞や、それを裏付けるように、法案の作成という難度の高い仕事をサラッと完成させてしまうエルが描かれている。一方で、他人との関係においては、中々説得できない人々や手のひらを返す人などに対し、迎合するのではなくあくまで自分を貫くことで、少しずつその関係性を変化させていく様が描かれている。 とまぁ長々と書き連ねたが、要するに自分を貫くってカッコイイってこと。