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인사이드 아웃
평균 3.4
2021년 05월 24일에 봄
ピート・ドクターとロニー・デル・カルメンが監督を務めた、2015年公開のファンタジー・ドラマ。 11歳の少女ライリーの頭の中にいる感情たちが繰り広げる壮大な冒険物語を描いた本作は、第88回アカデミー賞で「長編アニメ映画賞」を受賞した作品とのこと。これまでピクサーが度々行ってきた「擬人化」、そしてそれを通じた「誰しもが共感出来るような普遍的テーマの追求」、本作は遂にピクサーがその極地に挑んだ作品だと思います。何しろ本作における擬人化の対象は「人間の感情」であり、ピクサー史上最も抽象度の高い作品となっています。”頭の中”という極限までに抽象化された世界を舞台に、人間の脳内で処理される数々のプロセスや感情の浮き沈みなどを”擬人化された5つの感情”に置き換えて語るというアイデア、これはまさしく”発明”ですよね。また本作はアバンタイトルでこの摩訶不思議な世界観を伝えると共に、ここに至るまでライリーが両親からいかに愛情を持って育てられて来たかが端的に語られており、ピート・ドクターの前作『カールじいさんの空飛ぶ家』同様に、この冒頭で子供のみならず”大人観客を作品世界に引き込む”という効果も確実に果たしていると思います。そして更にここで語られる「我が子への愛情」という部分が本作が最終的に提示するテーマにも密接に関わってくるという作り、あんた何者だよ。そこから描かれるスリリングな大冒険も文句無しに楽しいですし、ファンタジー作品もしても十分過ぎるクオリティですが、彼女たちが迎える最大の危機とその決着がまた実に大人なメッセージを内包しており、大人にこそ刺さるような見事としか言いようのないクライマックスでした。本作はピクサー長編アニメーションの誕生20周年を記念した作品だという事ですが、子供の成長を通じて「子離れ」や「多様性の尊重」を描いた実に普遍性の高い物語という点で、個人的にはやはり長編第1作目の『トイ・ストーリー』と非常に共通する作品だと思いました。 シュールな場面が随所に配されるこのバランスも絶妙です。特に”理想のボーイフレンド”のくだりは爆笑してしまいました。本作は全編通して、まさに”アニメーションにしか為し得ない作品”として創造されており、前述した抽象性も含めピクサーの根底にある理念やチャレンジ精神すら感じ取れるような一作でした。また何年後かに観直そうかと思います。ピクサー恐るべし! 俺の頭の中の奴ら、シャキッとしろ!!