
Jenny

어 퍼펙트 데이
평균 3.4
2019년 09월 15일에 봄
紛争地で活動する多くの団体の方々にはただただ頭が下がる思いで鑑賞しましたが、本当にこれはとても良い映画でした。(子供に見せてもギリOKなラインだし) 1995年停戦後のバルカン半島。 その混乱した状況も観ている側に非常に分かりやすく、地元民とのさり気ないやり取りの中にも"あっ"と思わされる事が沢山盛り込まれており映画としても期待を上回る面白さ。地雷があちこちに埋まっている危険な地域を武装もせずに移動するというその緊迫感たるや、、、。 最後まで観ていただくと分かると思いますが本作はスペイン製作だそうで、確かにこれはハリウッドでは作らない類の映画だなあと。(不要な演出は美し過ぎるオルガ・キュリレンコぐらい。あんな調査員リアルに居たら凄いけど居ないだろうな) 緊迫感の中にユーモアが同居するという、珍しい雰囲気の映画です。 今まで紛争地で働く人たちは、停戦中とはいえ いつ攻撃を受けたり拐われたり地雷が爆発するかも分からない様な土地で一体どんなモチベーションで働いているのか謎でしたが、この映画を観たら理解は及ばずとも何となく分かるような気がしたというか。(理解出来たところで大金を積まれたとしても自分には到底真似出来ませんが、、。) ベニチオ・デル・トロ演じるマンブルーが悲惨な光景を目の当たりにしてショックを受ける新人ソフィーに言った「過去も未来も考えるな、今を生きろ」ってセリフは重みが半端じゃありませんでしたよ、、。"とりあえず今は目の前にある問題を解決する事だけを考えて少しずつ前に進むんだ!"っていう、、、。何という不安定な状況、、考えただけで辛すぎる(涙) 恐らくこれはこの日だけが特別大変な訳では無くて、毎日これが続くのだから慣れていく他無いんだよって言うマンブルーなりの優しい励ましなんですよね。(ベニチオ・デル・トロの怖い顔が優しく見えるなんて、凄いなこの映画) ただ複雑で悲惨な環境の中にも救いはあって、これ以上は敢えて書きませんが素晴らしい映画なのでもっと皆に観てほしい一本です。 因みにソフィー役のメラニー・ティエリー、 何処かで見たことあると思って調べたら、1998年の"海の上のピアニスト"で凄く印象的だった女優さんでした。20年近く経ってもまだあの透明感はそのまま。嬉しい驚きでした。