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村上春樹の同名短編小説を原作とするドラマ映画。 カンヌ国際映画祭では脚本賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、AFCAE賞の4冠を達成。アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品にも選出され、あのポン・ジュノ監督も絶賛したという。Rotten Tomatoesでも現在100%のフレッシュを獲得しており、海外・批評家からの評価がとにかく高い。 確かに、評判通り映画自体の完成度は高いのだと思う。大体のプロットは「妻を失った俳優(兼演出家)とトラウマを抱えたドライバーがそれぞれの過去を見つめ直す」というものだが、そこにチェーホフの戯曲「ワーニャ叔父さん」を取り入れて戯曲内のセリフを登場人物の心情と絶妙にリンクさせたり、原作と同じ短編集に収録されている『シェエラザード』からも引用したりして、物語を重層的に表現している。上映時間も179分なのだが、その長さをあまり気にすることなく没入できるというのも素直に凄いと思う。 ただ、こういう「海外受け」、というよりは「カンヌ受け」する作品はちょっと自分とは合わない傾向があって、本作もやはりそんな感じがする。長尺が気にならないのは事実だが、果たして3時間も必要だったのかと言われれば、別にそういうわけでもない。特に主人公が妻を亡くすまでの部分はもうちょっと短縮してもよかったのではないだろうか。 ただ、そもそもこの映画が描く人間の多面性・複雑性を理解するのに自分はまだ若すぎたのかもしれない(劇場内も大半が年配の方だった)。映画内の空気感とかはよかったので、数十年してもう少し人間的に成長してからまた観てみようと思います。
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