코멘트
コウキマン

コウキマン

4 years ago

4.5


content

천지명찰

영화 ・ 2012

평균 3.2

2022.7.16.077.M.Sth ネタバレあり 江戸時代、暦が実際の天体の動きとズレていることが明らかとなっており、人知れず暦の改変に奔走した者たちがいた。将軍はじめ会津、水戸の勅命を受け、一介の碁打ち(将軍の御前で打つほどの腕前)安井算哲が頭となり日本各地にて天測を行う。三つある暦のうち日の本の国は大統暦を採用していた。算哲らが検証した結果、大統暦は800年もの間使用されていたため現代の天体の動きを捕捉しきれておらず、そのため算哲らは授受暦を推していた。しかし最後の最後、授受曆は蝕を外してしまったため、事業は振り出しに戻る。そこからさらに研究を重ね、中国渡来の暦は地球上の経度が違うため、日本ではズレが生じていたことがわかる。算哲はそれを補正した大和暦を提唱し、朝廷に対して改暦を求める。しかし朝廷はこれを退ける。時を支配するのは朝廷でなければならない。かつて改暦を朝廷に申し入れた織田信長は不審な死を遂げたが、改暦を求めるということはつまりはそういうこと。 算哲らは、京都にて大和暦を用いて蝕がおこる日を人々の前で明察し、ついには“貞享曆”として採用されるに至る。 この作品で本因坊道策という、これまた天才棋士がいて、算哲とのライバル関係もよかった。算術の師匠も水戸光國も、みんなキャラクターが魅力的。作中、算哲と妻が「わたしより先に死なないでください」と互いにお願いするシーンがあるが、これが伏線だとは。ちょっと感動しました。 時代劇ではあるけども、すごく観やすい作品。テンポもよかった。原作小説も名作です!