この作品の一番の見どころはなんと言っても演奏シーン。中川大志くんの力強いドラムに、知念侑李くんの優しいピアノ。ジャズを聞くのは初めてでしたがこんなにも心震えるものなのかと興味が湧きました。 ストーリーは原作とラストを変えているが、映画の尺に収めるには仕方ないことだしちゃんと筋の通ったものになっていたので満足です。一つ残念な点を上げるとしたら知念侑李くんの演技ですね。声に癖があるのでセリフを飲み込むのにちょっと引っかかりを感じました。 それを差し置いても演奏シーン。また普遍の友情を描いたストーリー。60年代を再現した町並み。素晴らしい作品でした。