코멘트
ひろ

ひろ

9 years ago

5.0


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선셋 대로

영화 ・ 1950

평균 3.7

ビリー・ワイルダー監督によって製作された1950年のアメリカ映画 ・ アカデミー賞11部門にノミネートされ、3部門を受賞した ・ 豪邸で隠匿生活を送るサイレント映画時代の伝説的女優と、彼女が自身のために書いたシナリオの修正を任された売れない脚本家。ジゴロ気取りで邸宅での日々を過ごしていた脚本家が、仕事だけでなく私生活すら束縛される事に怒りを感じ始めた時、物語は悲劇を迎える…。 ・ 非の打ち所がない。完璧な作品だ。アメリカ映画史に燦然と輝く傑作は、全く色褪せることがない。ビリー・ワイルダー監督というとコメディ映画のイメージがあるかもしれないが、このようなフィルム・ノワールの傑作も製作している。ビリー・ワイルダー作品は傑作ばかりだけど、これは文句なしの大傑作だ。 ・ すでに堕落していた主人公が、ファム・ファタール(危険な女)と出会って、さらに堕落していくというフィルム・ノワールの典型的な展開。これだけでも十分に楽しめる作品なんだけど、この作品ですごいのは、異常と言ってもいいリアリティだ。そのリアリティを産んだのが、それぞれの役のプロットと、それを演じた俳優たちだ。 ・ サイレント映画時代の伝説的女優ノーマ・デズモンドを演じたグロリア・スワンソン。彼女自身がサイレント映画時代を代表する大スターであり、長らく映画に出演していなかったのを、ダメもとでオファーしたら快諾したという。過去の栄光にすがり付くノーマを演じるというのは、かなり思いきった決断だったと思うけど、鳥肌たつぐらいの凄まじい演技だった。サイレント映画の女優は、顔で語るというが、現代の女優にはない表情の演技に圧倒された。 ・ 売れない脚本家ジョーを演じたウィリアム・ホールデン。言わずと知れたハリウッドが誇る大スターだが、戦後は作品に恵まれずうらぶれていた。まさにこの役にうってつけの俳優だったはずだ。ノーマの執事を演じたエリッヒ・フォン・シュトロハイムは、知る人ぞ知る映画史に残る監督であり俳優だ。この執事も彼を投影している。彼の最後の監督作品は、グロリア・スワンソンと言い争いになって撮影中止になったというから因縁を感じる。しかも、その作品の映像を作中で流してるからすごい。 ・ さらに、ノーマが復帰作の監督として指名するセシル・B・デミルを、本人が自分役で演じている。映画創世記を支えた偉大な監督であり、実際にグロリア・スワンソン主演のサイレント映画を何本も撮っている。とどめに、サイレント映画時代に、チャップリンなどと並び称された喜劇王バスター・キートンまでカメオ出演してるんだから、もうお手上げ。降参です。 ・ このように、偉大な俳優や監督たちが、自分と重ね合わせたかのような役柄を演じているんだから、リアリティと説得力が尋常じゃない。サイレント映画からの時代の移り変わりを感じる作品だし、映画の歴史そのものみたいな作品なので、絶対に観るべき作品のひとつなのは間違いない。