人気ｼﾁｭｴｰｼｮﾝ･ｽﾘﾗｰ､｢ｿｳ｣ｼﾘｰｽﾞの第7作目にして完結編である2010年のｱﾒﾘｶ･ｶﾅﾀﾞ映画 ・ 監督は歴代｢ｿｳ｣ｼﾘｰｽﾞの編集を担当してきて､｢ｿｳ6｣で初監督を務めたｹｳﾞｨﾝ･ｸﾞﾙﾀｰﾄが続投｡ ・ ｼﾞｸﾞｿｳの発案した殺人ｹﾞｰﾑから奇跡的に生還した人々は心に傷を負い､救いを求めていた｡彼らは自身もｹﾞｰﾑの犠牲者であると共に生存者でもある精神的指導者､ﾎﾞﾋﾞｰのもとに集まってくる｡だが､次第にﾎﾞﾋﾞｰの暗い過去が明らかになってくるにつれ､新たな恐怖が忍び寄る…｡ ・ ついにｼﾘｰｽﾞ完結｡もう続編も番外編も作らないという｡やっと終わった｡一度観始めたからには､最後まで観ないわけにはいかなかったが､いい加減グロ過ぎて心が折れそうだった(笑) ・ 始まりは､まさかの公開ｿｳ･ｹﾞｰﾑ｡いきなりグロいから目が覚めた｡ｼﾞｸﾞｿｳなんかとっくに死んでるのに､後継者争いとかで､ここまでよく引っ張ったものだ｡ﾎﾌﾏﾝ警部とｼﾞｸﾞｿｳの妻ｼﾞﾙの後継者争いも意外な決着｡ ・ ｼﾘｰｽﾞを終わらせるために､過去のｼﾘｰｽﾞの謎を解明したりもしているが､正直どうでもいい｡そんなことより､｢ｿｳ｣をもう観ないでいいことに喜びを感じる｡なら観るなよと言われるかもしれないが､観ちゃうんだから仕方ない｡ ・ 今回のｿｳ･ｹﾞｰﾑのﾒｲﾝの被害者であるﾎﾞﾋﾞｰ役は､｢処刑人｣や海外ﾄﾞﾗﾏ｢ﾃﾞｯﾄﾞ･ｿﾞｰﾝ｣で知られるｼｮｰﾝ･ﾊﾟﾄﾘｯｸ･ﾌﾗﾅﾘｰ｡｢処刑人｣で殺しまくってた彼が､被害者役なのは面白い｡ ・ そして､一番のｻﾌﾟﾗｲｽﾞがﾘﾝｷﾝ･ﾊﾟｰｸのﾎﾞｰｶﾙ､ﾁｪｽﾀｰ･ﾍﾞﾆﾝﾄﾝがまさかの出演｡しかも､ｿｳ･ｹﾞｰﾑに参加してるんだから最高｡必死なﾁｪｽﾀｰの姿が観れるのはお宝映像かもうれしい顔 ・ ついに､長きに渡る｢ｿｳ｣ｼﾘｰｽﾞとの戦いも終わりを告げた｡朝､起きたらｿｳ･ｹﾞｰﾑに参加してるんじゃないかっていう不安を抱きながら眠ることも､もうないだろう｡