
cocoa

굿바이 베를린
평균 3.5
原作はドイツでベストセラーになった児童文学だとか。 それよりもファティ・アキン監督がこんなタッチのロードムービーを作るのが意外でした。 14歳のマイクは学校では変人扱いされ孤立していた。 父は家に寄り付かず、母はアル中で更正施設のスパに入るという状態。 見るからにお金持ちの家だけどそんなのは今のマイクには関係ない。 ある日ロシアの方から転校してきたのがユダヤ系ロマ人というチック。 見るからに風貌が変わっていてクラスでは浮きぎみ。 そんな二人がチックの盗んだ車(ロシア製のラダー)で旅に出るひと夏のお話。 同じような作品で「グッバイ、サマー」を思い出しましたが、14歳はみんな現実から逃げたいのだな。 今回の作品は盗んだ車や自転車とか問題も多いけどリチャード・クレーダーマンの音楽をかけながらやみくもに走るのもシュール。 途中で女の子イザも仲間になり、遺蹟に登るシーンはなかなか良かった。 3人のこの先の人生はまったく想像ができないけど、確かにあの時あの場所にいた、と言う真実。 チックがケガをして運転ができなくなりマイクに頼んだときにマイクが「俺は弱虫なんだ。退屈な奴なんだ。」と躊躇したらチックは全否定。 お前は退屈なんかじゃない!って。 その後のチックの告白も含め、二人の繋がりが強くなったシーンです。 でも、やっぱり14歳。 事故の後はチックと別れてしまい、裁判の席でも親はチックのせいにするけど「僕が運転していた」と宣言するマイクはすっかり大人でした。 その上、夏が終わり新学期になりパトカーで登校するマイクは一目置かれますよね。 父親には殴られ、家庭の状態は相変わらずだけど、「そんなの大したことない」と言えるマイクの成長がまぶしい。 そして遺跡で約束していた「50年後にここで会おう」という言葉を胸にマイクは未来に向かうというお話で好きなジャンルの作品でした。