코멘트
dreamer

dreamer

4 years ago

4.5


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사브리나

영화 ・ 1954

평균 3.4

この映画「麗しのサブリナ」は、「ローマの休日」でオスカーを受賞した"世界の妖精"オードリー・ヘプバーンの主演第2作目の作品で、オードリーがこの映画の中で履いたサブリナパンツが大流行し、この華麗な衣裳、豪華な共演者など、ロマンティック・コメディの傑作たる要素を全て持った夢のような素敵な作品だ。 恐らく、日本人が最も愛した女優だと信じて疑わないオードリー・ヘプバーン。 スレンダーで、気品があって、おしゃれで、生身の肉体をまるで感じさせないような、透き通ったような美しさに輝いていた。 前作の「ローマの休日」の王女役でブレークしたオードリーが、一転して、庶民の娘サブリナを演じる。 しかも、「ローマの休日」でのグレゴリー・ペック演じる新聞記者との身分違いのロマンスとは対照的に、大金持ちのドラ息子デイビッド(ウィリアム・ホールデン)に、"月に手を伸ばすように"片思いをする役なのだ。 デイビッドに相手にされずに傷ついたサブリナは、ニューヨークを離れ、パリの料理学校に入学する。 そして、2年後に帰国したサブリナは、まるでパリ・モードから抜け出したような美女に、華麗に変身して戻ってくるのです。 果たして、この後、めでたく"シンデレラ・ストーリー"は成就するのか? -----、それとも? -----。 更に、デイビッドの兄で堅物のライナス(ハンフリー・ボガート)も登場して、物語は二転三転していくことに-----。 名匠ビリー・ワイルダー監督の、のびのびと軽やかな演出が、実に小気味いい。 ハードボイルドなイメージが強い、我らがボギーことハンフリー・ボガートが見せる意外なユーモア。 そして、ウィリアム・ホールデンの体を張ったドタバタ演技の面白さ。 この兄弟の父親役のウォルター・ハンプデンが、クローゼットの中で葉巻を吸う場面など、随所に笑いが仕掛けられていて、あらためてワイルダー監督のうまさに唸らされます。 お金持ちのいい気なお話だと、反撥を感じないのは、時代や社会性などと無縁なところで、このドラマが成立しているせいだろう。 美男美女の夢物語を観て、浮世の悩みをしばし忘れるのも、我々が映画を観るという行為の効用なのかも知れない。 それにしても、パリへの留学の前と後でのオードリーの華麗なる変身は、実に見事だ。 この映画がきっかけで大流行したサブリナパンツをはじめ、素敵なファッションを眺めるだけでも楽しい作品だ。