
てっぺい

콰이어트 플레이스: 첫째 날
평균 3.2
2024년 07월 06일에 봄
【泣けるホラー映画】 “音をたてたら即死”のシチュエーションホラーのスピンオフ。“何か”の数が激増しカオスな恐怖の中、ホラーである事を忘れるほど爆泣きさせられる。感情が大忙しの一本。 ◆トリビア ○ サミラを演じたルピタ・ニョンゴは実は猫嫌いで、一緒の部屋に入れないくらい苦手だったという。「でも、演じているうちに猫が好きになり、自分でも猫を飼うようになりました。」(https://eiga.com/news/20240704/11/) 〇ルピタが「ブラックパンサー」で恋人役を演じたチャドウィック・ボーズマンは、がんにより逝去。本作で末期がんの女性を演じたことは、ニョンゴにとって「最終的には大きな癒やしになった」という。「(彼の)死を経験し、心底大きなショックを受けたのはほんの数年前のこと。(この映画では)そのことをたくさん考えていました。」(https://theriver.jp/qp-day1-nyongo-boseman/) ○猫のシーンはCG一切なし。CGの提案もあったが、監督は「いや、すべてのシーンを本物の猫で撮影したいんだ。CGは一切使いたくない」と断ったという。(https://hollywoodreporter.jp/movies/53501/) 〇ニューヨークをセットで再現し、流れに沿って実際に破壊していきながら、クリーチャーの攻撃シーンを撮影していったという。ルピタは「(破壊後)ビルの傷跡や破壊のディテールがあちこちに広がっており、とても説得力があったのです。私たちの周りで起こる破壊やリアルな変化が、私たちの演技を支えていたんです」と語る。(https://horror2.jp/66726) 〇ニューヨークをクリーチャーが次々と破壊していくシークエンスは、ニューヨークを取材し、ゲームセンターや、大道芸人が奏でる弦楽器など、音を起こすものをすべて映画に注ぎ込んだという。「そして、彼らが襲来すると、それらの音はすべて消え去ります」(https://lp.p.pia.jp/article/news/374744/index.html) ○「クワイエット・プレイス3」の製作が2025年の公開に向けて準備中。1作目と2作目で監督・脚本を務めたジョン・クラシンスキーが脚本を手掛け、シリーズの正当な続編となる。(https://ciatr.jp/topics/313928) ○『クワイエット・プレイス』を原作とするホラーゲーム『A Quiet Place: The Road Ahead』が製作中。「Day1」の隕石が到来してから、106日後の終末世界を描く。2024年内の発売を予定。(https://news.denfaminicogamer.jp/news/240703p) ◆概要 シリーズ第3作。第1作の前日譚を描くスピンオフ作品。 【製作】 ジョン・クラシンスキー(前2作で監督や脚本を担当) 【監督】 「PIG ピッグ」マイケル・サルノスキ 【出演】 「アス」ルピタ・ニョンゴ 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ジョセフ・クイン 「オールド」アレックス・ウルフ ジャイモン・フンスー(シリーズ第2作「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」謎の生存者を演じ、本作でも再登場) 【公開】2024年6月28日 【上映時間】100分 ◆ストーリー 飼い猫のフロドとともにニューヨークに暮らすサミラ。大都会ゆえに不寛容な人もいるが、そんな街での日々も、愛する猫がいれば乗り切ることができる。そんなある日、突如として空から多数の隕石が降り注ぎ、周囲は一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして隕石とともに襲来した凶暴な“何か”が人々を無差別に襲い始める。何の前触れもなく日常は破壊され、瓦礫の山となった街の中を逃げ惑うサミラは、路地裏に身を隠して息をひそめ、同じように逃げてきたエリックという男性とともにニューヨークからの脱出を計画するが……。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆リアル “ニューヨークの騒音が人の叫び声並み”と記される冒頭。DAY1が始まるゾクゾク感とともに、振り返れば“騒音が多く、ある程度の音はかき消される”的に、過去作に比べ“ルールの緩和”が暗に記されていたように思う。それが示す通り、釘を踏んでも裸足でいた過去作から、本作では靴で走り回る。ただその事でリアルさも増し、実際に建てたセットをクリーチャーの動きとともに破壊しながら撮影したという街の景色も、荒廃しあちこちで火が上がる様が実にリアル。ヘリが飛ぶ俯瞰でそれを追うクリーチャーが何十体もウヨウヨうごめく姿が破壊的に恐ろしい。エリックが指すライトの先にそれか潜む姿もおぞましい。リアルな世界観の中で、やはり音を出せない恐怖感はそのまま、クリーチャーの数が激増しスケールアップし見応えも満点だった。 ◆泣ける 「世界が終わりを迎える時、どうやってやすらぎと繋がりの瞬間を見つけるのか。真髄に親密な人間性を置いた」と語る監督。サミラがこのカオスの中でピザにこだわった訳が、父との絆だと分かった時、エリックはその夢を疑似的に叶え、そしてあのクラブで父といた時間をサムだけのために演出する。フロドが導いた二人の関係は、エリックが危険を犯しても手に入れた薬で深まり、弱々しく歩くサムが最後の力を振り絞りクリーチャーを巻く事で成就。いつのまにかホラー映画である事を忘れるほど、本作の二人の深まっていく絆に涙が止まらなかった。 ◆ラスト サミラがニーナ・シモンの「Feeling good」を聞き、イヤホンの線を抜くラスト。思えば冒頭、“クソ”と周りに吐き散らし、迫る死期に自暴自棄になっていたサミラ。ピザも含め父の面影を辿る夢を叶え、そして信頼できた仲間を救い、フロド(猫は水が苦手なはずなのに、びしょ濡れで演技した猫ちゃんに拍手)も託した彼女にとって、それは最も潔く彼女らしい全うの姿。であり、クリーチャーがすかさず姿を現し、しばらく忘れていた本作がホラー映画である事を思い出させてくれる、ならではなラストカットだった。すでにシリーズの本線第3作が製作中との事で、注目するのは段階的にクリーチャーの素性が明らかになっている事。第1作では弱点が暴かれ、2作では泳げない特徴が明かされ、本作ではそれが“捕食”する事、仲間意識がある事が明らかに。続編はその辺りがさらに深掘りされ、さらに見応えのある作品になる事間違いなし。大いに期待したい。 ◆関連作品 ○「クワイエット・プレイス」('18) シリーズ第1作。音がほぼなく、緊張感が続く。エミリー・ブラント主演、実夫が共演・監督を務める。プライムビデオ配信中。 ○「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」('21) 第2作。「何か」の不得手や弱点が明確化される。プライムビデオ配信中。 ◆評価(2024年7月5日現在) Filmarks:★×3.7 Yahoo!検索:★×3.5 映画.com:★×3.4 引用元 https://eiga.com/movie/101230/