코멘트
【感情が多忙を極める映画】 胸が熱くなるラブストーリーに、福田監督イズム満載の笑いで、泣いてるのか笑ってるのか分からなくなる、感情が大忙しになる映画。 ◆ 2004年のハリウッド映画「50回目のファースト・キス」リメイク作品。監督・脚本は「銀魂」の福田雄一。オリジナル版の舞台でもあるハワイでオールロケ。 ◆ プレイボーイの大輔がカフェで出会った瑠衣は、新しい記憶が一晩でリセットされる障害を抱えていた。大輔は、彼女が自分を忘れるたびにさまざまな手で口説き落とし、毎日恋に落ちて毎日ファーストキスを繰り返すが……。 ◆ 胸が熱くなるラブストーリーが、終始ふんだんに散りばめられた笑いに昇華されて、笑い泣きなのか泣き笑いなのか分からなくなる。 ◆以下ネタバレ◆ 何度もキスを重ねながら、お互いに動画や日記で想いを記録して積み重ねていく様子が、健気で愛に溢れていて、見ていてとても心地いい。どこか『8年越しの花嫁』にも似た、動画で愛を紡いでいく絶対的でイマドキな愛情表現だと思う。 そしてなんといってもこの映画のオリジリティは、福田監督イズム満載のコメディ要素。まあ笑う笑う。長澤まさみのムロツヨシへの執拗な暴行や笑、弟のゲイキャラ(特に「胸毛くれよ!」笑)には腹を抱えて笑った! それまで山田孝之目線だったストーリーが一転、長澤まさみ目線に変換されたエンドも脚本力が光るところ。福田監督の実力発揮というところでしょうか。 ただ… この映画の大きな欠点は、瑠衣(長澤まさみ)の大輔(山田孝之)への心の動きを丁寧に描けてないところ。大輔と別れる想いに至る経緯や、自分の記憶と向き合う描写が足りないと思う。せっかくエンドロールに想いが溢れる瑠衣の日記を出すのなら、ひとシーンでも大輔を想いながら日記を綴る瑠衣を描かないと、感情が伝わってこない。男目線の愛情のベクトルに、女目線のそれが釣り合わず、バランスの悪いものになっていたと思う。
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