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더 웨일
평균 3.5
原題も「The Whale」。 あの有名な小説「白鯨」と主人公チャーリーの過食による体型にかけているのか。 でもそんなことより、チャーリーを演じた主演のブレンダン・フレイザーの熱演が素晴らしかった。 さすが主演男優でオスカー獲得、カムバックがとても嬉しいです。 40代のチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は同性の恋人アランを失い、過食になり引きこもっている。 大学のオンラインで講義をすることで生計を立てているが、272キロの体重で余命が短いことを知る。 アランの妹リズ(ホン・チャウ)の支えの元、チャーリーは疎遠になっている娘エリーと関係回復を願っているが… そんな舞台劇の原作を基につくられたストーリーです。 照明も暗いチャーリーの部屋ですべて完結する作品だけど、チャーリーの過去や後悔などが細かく描かれていた。 恋人アランの妹リズは看護師。 病院に行かないチャーリーに怒りながらも心配でいつも部屋を訪れている。 訪問看護のように体調をチェックするリズ。 アルミホイルに巻かれた太いサンドイッチなど持ってくる。 時にチャーリーの巨体に寄りかかりながらTVニュースを観る。 リズがどれだけチャーリーを心配しているのか、とてもよくわかる。 後からわかるが、拒食症になった兄アランの膨張した遺体確認や、もうすぐ死にそうな過食症のチャーリーのお世話はどれだけ辛いことなのか。 リズを演じたホン・チャウの存在や演技力に引き込まれました。 もちろんブレンダン・フレイザーは言うことなし。 自分に正直に、学生だったアランと恋に落ち、妻と娘エリーを捨てたのは事実。 だからエリーが父親に強烈に反抗する気持ちもわかる。 「あの子は邪悪」と言い切る元妻に対してチャーリーは「違う」と言うが、それは捨てられた母子の苦労を知らないからでは、と思った。 それから「人は誰かを救うことなんてできない」と言うリズに対して、「人は誰かを気にせずにはいられないんだ…人間は素晴らしい」と語るチャーリー。 暗い部屋に引きこもっていたチャーリーの最期が咆哮と共に昇華するシーンは凄かった。 一番苦手だったのは、新興宗教の宣教師トーマス。 何でも神の救いと言うが、チャーリーに対して「おぞましい」と本音も出る。 自分のやったこと(教会のお金を持ち逃げ)を棚にあげ、「あなたには神が必要だ」と説法する。 あぁ、だから宗教は嫌い。 全編、きわどいシーンもあり、チャーリーの暴食や緩慢な巨体の動きも入れながら、ただ目を離せないシーンばかり。 とにかくブレンダン・フレイザーとホン・チャウの素晴らしさに心をつかまれました。