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motoyAlive
star5.0
史上最も売れたラッパーでもあるエミネムの半自伝的映画。 デトロイトには8 Mileという富裕層と貧困層、白人と黒人を住み分けるラインがあった。貧困層や黒人が多く住むエリアに主人公であるジミー・スミスJr.(エミネム)は母親と妹と3人でトレーラー暮らしをしている。彼はいつかラップで成功することを夢見ており、8 Mileのラインを越えるため、ラップバトルのステージに上がる。 白人がほとんどいないアウェイの状況で黒人相手に怯まず、ラップバトルを繰り広げる姿がかっこいい。どうにか売れてやろうというハングリー精神剥き出しな姿勢もかっこいい。殴られてボコボコにされてもなぜかかっこいい。とにかくエミネムがかっこいい。 あまり笑うこともなく常に怖い顔をしているエミネムも実生活では子煩悩として有名で、劇中でも妹のリリーと接するシーンではギラついた眼差しは封印され、優しい表情に。娘の前ではこんな表情してるんだろうなと想像してしまう。 そして、この映画の主題歌でもある『Lose Yourself』が最高。2003年にアカデミー賞歌曲賞を受賞し、ラップ・ソングとして史上初の快挙を成し遂げるものの当時アワードには出席しておらず、受賞者の通例であるライブパフォーマンスを行えなかった穴埋めとして、2020年のアカデミー賞に17年の時を経て、ステージ下から現れ『Lose Yourself』を披露した時の興奮は忘れられない。 ストーリーや音楽に気がつけば引き込まれており、ヒップホップに興味のない人でも楽しめる作品。
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