
はしやすめ
4.0

당신의 물건이, 여기에
시리즈 ・ 2022
평균 4.1
2022년 10월 01일에 봄
シングルマザーキャバ嬢がコロナ禍で宅配ドライバーに転職するお話。ストーリーも演出も演技も濃密な15分。だけど尼崎の市井の人のお話だから、関西弁でまあるく、さらりと観られる。 一話目から主人公亜子の計画性の無さと、ある意味楽観的で素直で、でも根性のある頑張り屋な面が見えるのがいい。まさしくバカサバイバー(笑) 例えばタワマンに住んでいたのに貯金が20万を切ってからやばいと動き出す所は、今までどうにか稼いで居たからだし、自分の旧姓がやまさきなのに、娘にさきという名前を付けてしまうのも、離婚をするなど露ほども考えていなかったからだろう。午後からキャバに出勤だからといって、長めのネイルに巻き髪、アクセサリージャラジャラで宅配ドライバーやりますってなめてんのかって言われるけれど、本人は仕事だから一生懸命で、上手く仕事をこなせないと涙目になるほど悔しがったり。 大人になっても、なんでこんなアホなことしてしまったんだろう?って失敗したり、その当時は気付けなかった、ちょっぴり非常識な事をするから共感出来る(笑) 母子家庭育ちの主人公の亜子と娘のさきは、どこか内罰的というか、言いたいことを我慢するような所もあるけれど、話が進むにつれて段々と言いたいことを言い合ったり、別れた夫についてのわだかまりなどが解消していく。それはキムラ緑子演じるおばあちゃんが二人を女手ひとつで受け止めてくれていたからだし、ドライバーとしての成長が亜子の直接の成長に繋がっているから。 最終話では亜子は新人の教育係を任せられるほどになってすごくいい顔で仕事をしているので、最終話まで見られて良かったなと思える夜ドラ。