
てっぺい

반란: 무로마치 부라이
평균 3.2
2025년 01월 18일에 봄
【主役が変わる映画】 初めて武士階級が率いた一揆の史実を描く。その映像のリアリティと説得力、そして何よりカッコ良さが見もの。とある点から主役が変わり、それが映画の本質となる展開も面白い。 ◆トリビア 〇大泉洋の先祖は仙台藩の武士だという。「先祖代々芸人かと思っていたのですが、武士をやるべくして生まれた、まさに運命だったと思います。」(https://muromachi-outsiders.jp/news/event/198/) 〇大泉は、死と隣り合わせの当時を、コロナ禍を経験した今、想像ができると話す。本作のように何も対策を打たなかった室町時代の政府に「蓮田兵衛という人は、自分の命はもうどこか諦めていても、他の人のために何とかこの状況を変えてやる。そういう覚悟みたいなものを、胸の中に強く持って演じていました。」と語る。(https://eiga.com/news/20241101/24/?cid=news_20250115_9_1) 〇指揮官の役で、戦うことはほとんどないはずだったという堤真一。「洋ちゃんとの『一騎討ちが見たい』と監督が言い出して(笑)。立ち回りを映像的に見せるのはそんなに多くないはずだったんです。それが結構、手数やられまして(笑)」と振り返り、想定外とはいえ充実した撮影だったことをにじませた。(https://eiga.com/news/20241101/24/?cid=news_20250115_9_1) 〇堤が今作で大事にしたかったのは、兵衛と道賢は元々アウトローの仲間であり、“日本を良くしたい”という同じ志を持っていたことだという。「本当は戦う必要のない間柄だけれど、立場上戦わなければいけない。最初、道賢は兵衛を見逃して許すのですが、そこに2人の関係性が表れていると思います。」(https://www.fashion-press.net/news/125737) 〇今作のキーパーソンのひとりに長尾謙杜の名を挙げる入江監督。「棒術というハードルがあるので、身体能力の高さは必須でした。それでいて、育っていくという意味で伸びしろもないといけない。そんななかで、長尾さんの名前が出てきたときに『この人、いけるな』と思いました」(https://eiga.com/news/20241101/24/?cid=news_20250115_9_1) ○長尾は、才蔵の役作りで体重を6キロ増量。3ヶ月にわたり棒術を練習したという。「(アクションは)これからもっと磨いていけたらと思っています。」(https://mdpr.jp/interview/amp/4475339) 〇台本にあった才蔵のアクションに『人間の動きちゃうやん!』と思ったという長尾。それを体現するために人生初のジム通いで筋トレを重ねたとし「アクション練習の初日は、100本の素振りをいろいろな振り方で何回もやりました。死にそうでした…(苦笑)!」(https://www.crank-in.net/interview/159455/1) 〇本作には黒澤明監督「用心棒」やセルジオ・レオーネ監督「マカロニ・ウエスタン」へのオマージュが盛り込まれているという。大泉洋も、「用心棒」の三船敏郎を意識していたそうで「『用心棒』のセリフ“斬られりゃ痛えぞ”を真似してました。」(https://muromachi-outsiders.jp/news/event/198/) ○ 一揆のシーンは、半月ほどかけて撮影したという。才蔵役の長尾は「これまで才蔵として頑張ってきた練習期間を含めた半年間分の思いをすべて込めました。」(https://mdpr.jp/interview/amp/4475339) 〇一揆のシーンは多数の人物が登場するが、隅々の俳優もしっかり芝居をしているという入江監督。「隅々の演者さんまでチェックしてこだわってみていたので、撮影が終わって帰ってきた後に少し目が悪くなってました(笑)」(https://muromachi-outsiders.jp/news/event/220/) 〇延べ人数5000人に及ぶエキストラを登用。体や顔、歯や着物まで泥や黒ずみを加えながら、当時を生きる人々の様子をリアリティと共に浮かび上がらせた。(https://moviewalker.jp/news/article/1238341/) 〇コロナ禍やエキストラの多さ、また京都の市街戦の撮影などに時間を要し、本作は完成までに8年かかったといい、監督史上最長だという。(https://muromachi-outsiders.jp/news/event/198/) ○脚本には20回以上の改稿を重ね、当初3時間分ほどあったものを削ぎ落としたという。監督「初期の脚本には一休さんも妖怪も出てきていましたから(笑)」(https://eiga.com/news/20241101/24/) ◆概要 【原作】 垣根涼介「室町無頼」(「本屋が選ぶ時代小説大賞」大賞受賞) 【脚本・監督】 「22年目の告白 私が殺人犯です」入江悠 【出演】 大泉洋、長尾謙杜(なにわ男子)、堤真一、柄本明、北村一輝、松本若菜、遠藤雄弥、前野朋哉、阿見201、般若、武田梨奈、水澤紳吾、岩永丞威、吉本実憂、ドンペイ、川床明日香、稲荷卓央、芹澤興人、中村蒼、矢島健一、三宅弘城 【公開】2025年1月17日 【上映時間】135分 ◆ストーリー 1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛はひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆史上最高にカッコいい男 巨岩を引かされる百姓たちから始まる冒頭。遅い者は鞭打たれ、倒れた者は死体の山へと積まれていく。罵声を飛ばす役人を蹴落とし兵衛が登場、飢餓の民に衣食を与えて去り、タイトルへ。映画冒頭はその作品の軸が描かれる事が多いが、本作は特にここで幕府側の凶悪ぶりと、弱きを助け強きをくじく、兵衛のカッコ良さが恐縮されていた。“大泉洋史上最高にカッコいい男”を目指したと監督の言う通り、本作は至る所で彼のクールな場面が満載。冒頭はもちろん、殺陣もキレていたし(二刀流とは!)、民に惜しみなく銭や食物、土産を振る舞う姿もカッコいい。(そういえば、遊郭で兵衛が箱の中に隠れるシーンは本作でオマージュしたという「用心棒」('61)のシーンそのままだった)花の御所へ向かうビューティーカットもあれば、何よりラストの才蔵を生かして自らの最期の炎を燃やす姿が最高。大泉洋の魅力満載の映画だった。 ◆一揆 そんな本作のなんと言っても1番の山は一揆のシーン。のべ5000人ものエキストラを登用し半月におよび撮影されたというスケールの大きさがすごい。幕府軍が斬られていくのは当然だが、一揆軍に加わった百姓達も斬られ、家族が涙し、女達も加勢していくのがなんとも生々しい。8年に及んだ製作期間中に監督が資料を読み漁ったというのだから、そのこだわりが映像の随所に出ているのは当然かも知れない。そして一揆でダントツ輝いたのが長尾謙杜。花の御所前での、屋根を飛び六尺棒を振り回す、あの長回しアクションシーンのカッコいいこと。“全部ぶっ潰す”に準備期間の全てを込めたという彼の言葉に説得力があった。民に与えたあのかんざしで悪徳大名を仕留める、ここでもやはりカッコいい大泉洋まで、一揆の一連の迫力にずっと飲まれ続けていた。 ◆ラスト 傷ついた体で道賢に見つかり、兵衛が覚悟を決めるラスト。前述の通り、才蔵を生かすためあえて六尺棒を封印させる兵衛が見せる笑顔はなんとも切ない。兵衛を斬った後の道賢の涙に、本作で描かれた2人の絆が走馬灯のように浮かぶ。“七重塔の誓い”は叶わなかったものの、自らの最期に兵衛の名を読んだ道賢もよかった。おそらく道賢の言った10年後、芳王子(遊女)のもとへ訪れた才蔵の姿のたくましいこと。兵衛のひょうたんと首巻をまとう才蔵にはどこか兵衛の面影も。手に持つ兎は、振り返れば百姓達にその肉を分け与えた兵衛の慈愛の象徴。遊女の笑顔は、そんな才蔵にきっと兵衛の意志を見たからに違いない。室町無頼は、てっきり大泉洋の映画かと思いきや、才蔵の成長物語も描く、無頼達の正義を描く映画だった。 ◆関連作品 ○「あんのこと」('23) 入江監督の代表作の一つ。実話なのがより響く。プライムビデオ配信中。 ○「用心棒」('61) 本作でオマージュを盛り込んだという不朽の名作。プライムビデオレンタル可。 ◆評価(2025年1月17日時点) Filmarks:★×4.3 Yahoo!検索:★×4.4 映画.com:★×4.3 引用元 https://eiga.com/movie/101243/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/室町無頼