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ジョン・ワッツが監督・脚本を務めた2015年公開のサスペンス・スリラー。 家出中の少年2人が放置されたパトカーを興味本位で乗り回す事で思わぬ悲劇を目の当たりにするという物語の本作は、少年視点で進むジュブナイル映画の要素も濃い作品です。88分とかなりタイトな尺ですが、繊細で無駄のない演出や場面を一つ一つ印象付けるカメラワークなどジョン・ワッツの作家としてのセンスが凝縮されていると思います。劇中では登場人物の背景や事件の全貌は最後まで語られないのもこの作品の特徴です。しかし本作は始点も終点も存在しないからこそ、この少年達と同様に観ている我々が劇中で繰り広げられるような世にも恐ろしい世界へと”うっかり迷い込んでしまう”感覚そのものを体感させられているようで、全編にとてつもない危機感と緊張感が走ります。序盤で描かれる少年達の無邪気さや背伸びしている感じとその危うさも観ていてとにかくヒヤヒヤします。最後には少年の成長もはっきりと感じ取れ、作品としての満足度も非常に高いです。 かなりの低予算で制作された作品ですが、非常に風格のある上質なサスペンスです。人物も舞台も台詞も尺も超最小限! 僕よりも運転上手い。
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