코멘트
「禁じられていると欲してしまう」怒涛の心理描写でグッと引き込まれる。ただしタイトルに対しての内容のギャップや、映画全体の解読が難解で、ある意味二回見たくなる映画。 パーソナルショッパーというタイトルとは別ベクトルで、クリステン・スチュワート演じる主人公モウリーンの、死んだ兄からの“サイン”が映画のキーとなっていくのだけど、これが難解。モウリーンが巻き込まれる事件に関係しているのか、描かれる“サイン”が本当に兄からのものなのか、このタイプの映画らしくそれをはっきりとは描写せず、見る側の判断に委ねている。 ただ、送信元不明のメッセージが届いてからの一連の心理描写は、下手なサスペンスよりダントツ引き込まれる。勝手な事を言うと、その心理描写をもっとボリュームつけて、いわゆる霊的なシーンを減らした方が良かったのでは…パーソナルショッパーってタイトルの響きが、映画を通じて描かれる内容と合ってないのでは、と感じてしまった。 パーソナルショッパーとして、禁じられた領域に進むシーンに効果的なBGMをのせていたり、赤信号だらけの街並みのシーンを重ねていたり、構成に監督の絶妙なセンスが光っていた。なので、見る側にもっと丁寧に作っていればと思ってしまった。
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