코멘트
花沢健吾の人気コミックの実写映画化。 Jホラーが世界を席巻したのは 貞子や伽倻子といった「幽霊」「怨念」の類いであり、 ゾンビ映画において日本はまだまだ後進国でした。 「バイオハザード」という最高の素材を ポール・W・S・アンダーソンに持っていかれてしまった日本は ゾンビ映画の芽吹きのタイミングを完全に逸してしまったのです。 「アイアムアヒーロー」は、海外に比べて周回遅れではありますが ようやく日本にも「きちんとしたゾンビ映画」が出来たなと思える作品で ホラー・ゾンビ映画好きな私は嬉しくなりました。 映画版のストーリーは、アウトレットモールでの死闘を終えたあたりまで。 原作コミックで言えば8巻あたりですね。 ただこの映画、展開の緩急の付け方がよろしくありません。 冒頭で飛ばし過ぎ息切れ、しばらくヌルいシーンが続いたかと思えば 急に息を吹き返し、それも長くは続かずまた息切れと、 シーンごとに「見どころ」と「繋ぎ」がはっきり色分けされています。 登場人物の背景に言及したりドラマを膨らませるなどしておけば ひたすらゾンビを殺すだけの映画からもう一歩脱却できたはずなのですが 佐藤監督はビジュアル重視、ストーリー軽視な方ですので仕方ないですかね。 終盤の撃ちまくり飛びまくり死にまくりな”フィーバータイム”は これまでの(メジャー配給の)日本映画では過去になかった壮絶さ。 よく東宝が許したなと思います。 次回作があるなら、ストーリー面の強化をお願いします。
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