코멘트
★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 【思い出映画】 ◇この映画、すげぇ!と思えた自分に酔った映画◇ 冒頭の場面、とある映画会社のスタッフが、 「最近の映画は短いカットの連続だ。オーソン・ウェルズの『黒い罠』は6分半の長回しがある・・・」 なんてことを言っているのだが、この冒頭の場面が8分ちょっとの長回し。本作を初めて観た時、本格的に映画を観始めて何年も経っていなかった私は、それだけでなんだか魅了されてしまって 「この映画、すげええぇっ!ロバート・アルトマンすげええぇっ!!」 ってなったのをよく憶えている。 本作は【正しい者が必ず最後に勝つ】映画を作り続けるハリウッドは決して映画のように【正しい者が必ず最後に勝つ】世界なんかじゃない。そんな皮肉がたっぷり詰まった極上の逸品だ。 そんな作品の象徴ともいえる主人公、映画会社の重役グリフィン・ミルをティム・ロビンスが見事に体現していた。 多くの俳優たちのカメオ出演も愉しい・・・但し1992年当時の方たちだが。 とはいえ、当時まさに旬のスターだったブルース・ウィリスとジュリア・ロバーツの【競演】が観られるのは後にも先にも本作だけではないだろうか。 しかもラスト近くのこの【競演】場面、本作をじ~っと観てきていたなら、思わずニンマリなること必至。 ハッピーエンドなんだが、ハッピーエンドに見えないブラックなラストも素敵。 久しぶりにゆっくり観直したい映画のひとつだ。
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