
コウキマン

우리가 꿈꾸는 기적: 인빅터스
평균 3.6
2022.5.29.060.M.Sth 2023.3.7.019.aik かなりネタバレあり。実話ベース 1994年。南アフリカに黒人初の大統領“ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)”が誕生する。彼は27年の服役生活を終え、大統領となる。南アに住む白人たちはマンデラの報復を恐れた。しかしマンデラは、自身を投獄させた長期に渡るアパルトヘイト(人種隔離政策)を彼は撤廃、白人を逆差別しない方針のようだ。黒人白人が入り交じったボディーガードチームは、これらの複雑な情勢に神経を磨り減らす日々が続く。 その頃、南アのラグビーはほぼ白人でチームが形成されており、アパルトヘイトの象徴とされていた。国民は弱小であるラグビーチーム“スプリングボクス(通称ボカ)”のチーム名・ユニフォーム変更を望む声を挙げるも、マンデラ大統領はこれを阻止。1年後にに控える南アでのラグビーW杯のため、このチームの主将ピナール(マット・デイモン)を食事に招いた。大統領の人格に惚れ、大統領の期待を知ったピナールはチームを強くすべく奮起する。 大統領からの要請で、PRのために子供たちにラグビーを教える選手たち。はじめは嫌がっていたが、唯一の黒人選手がヒーローのように扱われているのを見たり、実際に子供たちと触れ合うことで意識が変わってくる。しかもそれらの訪問地は貧しく、住む家もボロボロ。そんな子供たちと触れ合うことに大きな意味があった。ここで映し出される看板の文字“ONE TEAM. ONE COUNTRY.”。隔離政策があったことは事実。人種も違う。しかし我々はワンチーム。同じ祖国を持つ者たち。 さらにネタバレします。 W杯の下馬評では、南アは優勝どころか勝利すら怪しい。しかしボカは、初戦で歴史的勝利を上げる。ラグビー教室の甲斐もあり、国民はボカの勝利を心から喜ぶ。 ボカはさらに勝利を重ね、決勝まで駒を進める。決勝戦の相手は、かの有名なニュージーランド“オールブラックス”。(2019日本W杯では、オールブラックスも「ワンチーム」を掲げていて日本で流行語となった。どちらが先かは置いといて、このあたりの繋がりがおもしろい)オールブラックスは、マオリ族の戦いの舞い“ハカ”で、ボカを威圧。対してボカは、6万人の観客だけでなく、4000万の国民の声援の後押しを受ける。国歌斉唱で心はひとつに。会場にはマンデラ大統領の姿も。そんなときに起こる不測の事態。ジェット機がスタジアムに向かってくる。「すわ!テロリストか?大統領を避難させろ!」「とても間に合わない!」と焦るボディーガードたち。絶体絶命?ジェット機はスタジアムに突っ込まずに、上空スレスレを通過するが、その腹には“GOOD LUCK!!ボカ”の文字。粋な計らいにスタジアムの熱気は最高潮。いざ、決勝戦。 世界最強のオールブラックス相手に、互角の戦いを繰り広げるボカ。手に汗を握る展開。試合は延長戦までもつれ、ついに訪れる勝利の瞬間。鳥肌が立ちました。 まさに国中がひとつとなり、悪しきアパルトヘイトや差別を振り払った瞬間でしょう。不勉強のため南アの現状は知りませんが、間違いなくこの時は“ONE TEAM. ONE COUNTRY.”だったはず。 テンポも脚本もよく、モーガン・フリーマン、マット・デイモンの演技もさすがで(この二人、大好きです)、心地いい余韻が残る素晴らしい映画でした。ドストライクでした。 「同志たち、合唱隊諸君。美しいメロディーの中断は、重要な出来事にのみ許される。心からの歓迎を。マンデラ大統領!」 「指導者としての君の哲学は?」 「いかなる罰に苦しめられようと、私は我が運命の支配者。我が魂の指揮官なのだ」 ちなみにWikipedia情報。 マンデラ大統領の自伝を読んだモーガン・フリーマン。大統領が記者に「映画化するならモーガン・フリーマンに演じてもらいたい」と言ったことを知り(ふたり、そっくりなんです笑)、実現したらしい。直接南アに会いに行き、映画化の権利を買い取ってイーストウッド監督に依頼したって話も胸アツです。