코멘트
金木研

金木研

1 year ago

4.5


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어떻게 하면 좋았을까?

영화 ・ 2024

평균 3.9

ずっと話題になっていた事は知っていながら、自分の精神状態が芳しくない状態で重いテーマの作品を観ると精神状態が破滅的に悪くなってしまうので、ようやく覚悟を決めて観に行くことができた。 ホームビデオと呼ぶには他人行儀すぎるけど、ホームビデオと呼ばざるを得ない。異質な雰囲気を醸す映像だった。 僕は「この両親が悪人に見えない」という事実がいかに鑑賞者の認知を歪ませているかを身をもって理解している。そしてその認知の歪みは自分自身にも及んでいるということも。 両親が根っからの極悪人であってくれれば突き放すのも簡単だ。だがそれができないのは両親の良い面も十二分に知ってしまっているから。憎みながらも愛している。そして親からも愛されていることを自分も理解している。 このジレンマが理解できない人は幸せな家庭に生まれたということだと思う。そしてそういう人にはきっとこの監督が酷いことをしているように見える。それはあなたにとって大変幸せな誤解だ。 この家族が、鑑賞者が、まこちゃんがどういったことを感じ、考えたかは抜きにして、明確な事実として残るのが「まこちゃんの失われた25年は戻ってこない」ということ。 無論いち鑑賞者ごときにこの家族を如何様にも断罪する権利はない。しかし唯一存在する明確な事実と向き合えば、これは両親のせいであると断言できる。 少なくとも監督は鑑賞者に「親のせいだよ」と言って欲しかったんじゃないかと思った。 例え歪であろうと、ありのままの姿の家族を愛していたのであればこんな形で問題提起を起こす映画なんて撮らずに済んだのだから。 映画の中でも度々監督自身が親に対する憎しみの言葉を吐く場面があった。そしてマコちゃんにもそれを肯定して欲しいという素振りを見せていた。それが全てだ。 この家族と向き合うことで、自ずと自分自身の家族についても考えることができた。 ただこれらは全てこの映画を観た上での結果論に過ぎない。世の中はこんな映画一本で収まりきるほど単純にできていない。 残酷な世界だ。