
dreamer

영광의 길
평균 3.6
この映画「突撃」は、スタンリー・キューブリック監督が、29歳の時に発表した長編劇映画の4作目の作品です。 第一次世界大戦下のとあるフランスの歩兵連隊の悲劇を軸に、組織論的なアプローチで描いた、明快なメッセージをもった反戦映画の秀作だと思う。 第一次世界大戦でドイツ軍と戦うフランス軍の陣営が舞台となっていて、"蟻塚"と呼ばれるドイツ軍の要所を48時間以内に攻略せよ、という命令が701連隊に下される。 この戦功をあせるフランス軍のミロー将軍の無謀な策略で、敵の要塞を攻略せよとの命令を受けたダックス大佐(カーク・ダグラス)は、兵は疲れ切っており、自殺行為だと必死に抗弁するが、その訴えも空しく、作戦は実行に移されることになる。 ダックス大佐は、尻込みする部下を叱咤激励して、自らも先頭に立って突撃するが、難攻不落の要塞を落すことができず、予想通り退散することになる。 だが、指揮官のミロー将軍は、敗因を兵の命令違反にあるとして連隊の全員を逮捕。 そして、無茶な軍法会議のあげく「突撃失敗の責任をとって兵士を銃殺にする」として、無作為で選び出された兵士3名が銃殺されることになる。 ダックス大佐が、銃殺の非人間性を訴えるが却下される。 ところが昇進を夢見る無能なミロー将軍も、結局は粛清されてしまう。 軍の最上層部が、ミロー将軍のエゴイズムを暴き出して放逐したのだ。 軍隊では下が上の犠牲になり、上はまたその上によって自在に踊らされる。 そんな冷徹なメカニズムを作り出す"軍隊と戦争の不条理"を、スタンリー・キューブリック監督は、リアルに描き出すのです。 塹壕の中で、疲れた兵隊の様子を視野に入れながらの、今や映画好きの間で語り草ともなっている、長い後退移動撮影の視覚的なショットが、実に見事だ。 そして、ラストで女性が歌うにつれ兵士が和していくシーンには、宗教的な平和への祈りを感じてしまいます。 この宗教的な荘厳さは、「フルメタル・ジャケット」のラストの女性スナイパーの死へと繋がっていると私は思っています。