코멘트
cocoa

cocoa

2 years ago

4.0


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증오

영화 ・ 1995

평균 3.7

フランス語の原題は「La Haine」。 「憎しみ」とか「憎悪」の意味です。 パリ郊外の低所得者層の団地が舞台。 移民が多いこの地では暴動が絶えない。 移民の若者アブデルが警察から暴行を受けた事件をきっかけに若者の不満が一気に爆発。 ヴィンツ(ヴァンサン・カッセル)や、友人のサイード、ボクサーのユベールの3人も騒ぎに入っていく…そんな一日を描いたストーリーです。 いわゆる「バンリュー」を描いた映画ですが、その完璧度が高い。 1995年の作品とは思えないし、今でも問題視されているフランスの移民たちの騒動に繋がっている。 (おとなしい日本人とは違って)フランスでは政策が変わる度に国民は当たり前のようにデモを行う。 それは国民の権利でもあると考えている。 そこに移民問題や貧困問題が入ってくるとさらに統率がとれないのは仕方ないのかも。 映画ではヴィンツはユダヤ人、サイードはアラブ人、そしてユベールはアフリカ系の移民。 狭い団地の部屋で家族と暮らしているが、みんな兄弟が刑務所にいる。 激しい暴動のせいで学校は破壊され、妹たちは勉強もできない。 若者は働かずたむろをする毎日。 バンリューの地域ではこの状態を打破できる政策はないのだろう。 3人のうち、ヴィンツはとても生意気でイキっている。 だからトラブルも多い。 暴動の時に警官が落とした拳銃を手に入れたから見ていてヒヤヒヤする。 自分のボクシングジムを破壊されたユベールはまだ常識があった。 拳銃を持って空威張りするヴィンツに怒るのはユベール。 さらに「『憎しみは憎しみを生む』と学校で習わなかったか?」と言いヴィンツをなだめるシーンも。 ユベールは暴動ばかりのこの地域から出ていきたいと願っているのです。 たった一日を描いただけなのに、最後のシーンは息を飲むほどだった。 終始、危ういヴィンツだったけど、ラストの銃声がいつまでもインパクトを残した。 さて、監督、脚本を手掛けたのはあのマチュー・カソヴィッツ! 俳優として「負け犬の美学」など好きだが、監督の才能にも驚いた。 モノクロ映像も良い。 バンリュー作品は何本も観たが、約30年前の今作には圧倒された。 こうしてまた憎しみの連鎖は続く…。 まだ若いヴァンサン・カッセルも適役。 3人でバイクのエンジン音を「ヤマハ」「ホンダ」「カワサキだ」と言い合うシーンも好き。