코멘트
カマンガン酸カリウム

カマンガン酸カリウム

2 years ago

4.5


content

2층에서 들려오는 노래

영화 ・ 2000

평균 3.3

 ロイ・アンダーソン監督の作品を初視聴。 原題は『二階からの歌』。  一番好きなシーンは、地下鉄で合唱がはじまるシーン。電車の中で皆口を閉ざしているが、誰もが声を荒げたくなる絶望を秘めているように感じるシーンでとても美しい。  セリフ、シーン、演出はどこか抽象的でストーリーがあまり理解できない。今のシーンは何だったんだ、と思う所も少なくなかった。  しかし、かといってつまらないという訳ではなく、どのシーンもブラックジョークが効いており面白かった。それだけでは只の悪趣味な映画なのだが、それに加え2000年当時の社会への(今の社会にも通じる)あり方に対する作り手のもどかしさが非常に伝わってくるのだ。  社会的地位の高い人達に見守られる中、目隠しをされて崖から突き落とされる少女。そして、その後決まり文句のように「彼女を助ける術はなかったのか」と呟くだけの男。  「これだけ働いたんだから報われて当然だ」と積み上げられた荷物を押しながら街を出ようとするも、あと一歩届かないサラリーマンたち。    「笑い」の裏にとんでもない闇を提示してくるこの作品、さらにそれがどのシーンも不自然なくらい整っておりまるで絵画のように見える。  正直どのような気持で観れば良いのか分からない。しかし、それと同時にこの作品に神聖さを感じてしまったのも事実である。  監督は、どこかのインタビューで自身を無神論者であると語っているが、かといって絶対に人間は神になれないという表現が至る所に表れていてそれも面白い。    私が観た映画のなかで五本の指に入るほど強く印象付けられる作品になった。