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Till

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4 years ago

3.0


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유코의 평형추

영화 ・ 2020

평균 3.8

春本雄二郎が監督・脚本を務め、海外でも数々の賞に輝いたドラマ映画。 ドキュメンタリーディレクターの由宇子は常に“真実”に向き合い、“真実”を照らし出すことに最善を尽くしてきた。今回の女子高生いじめ自殺事件も同様、「遺族側」「学校側」どちらかに傾倒するわけではなく、フラットな視点で“真実”のみをあぶり出そうとする。そして事実を捻じ曲げるカットを要求するテレビ局のような、“真実”を隠蔽する者には決まって反発し、それを悪とみなす。彼女は報道する側の人間として理想的な人物であり、本来あるべき姿であると言えるだろう。 しかし、由宇子は父親に関する“ある事実”を知ってしまい、ひどく動揺する。これまで真実を“あぶり出す”側の人間だった彼女が“あぶり出される”側へと急転してしまうのだ。取材する側としていままで自分が貫き通してきた姿勢といざ当事者になったときの自分の行動のズレ。一体どうするのが正解なのか?最善の行動とは何なのか?タイトルの通り、由宇子はことあるごとに自らの“天秤”に掛け、常に最善の“選択”をせざるを得ない状況に陥ってしまう、と同時に観客である我々も自身の“天秤”を試されているかのような感覚に。映画自体も非常にドキュメンタリータッチで描かれているため、リアリティも凄い。自分ならどうするか?一向に答えが出ないまま、やがて事態は複雑化していく。 何が真実で何が嘘なのか分からなくなってくるサスペンス性、そしてちゃんとひっくり返してくる脚本、全編を通してドキュメンタリー風ではあるが、しっかり映画的・物語的な面白さを兼ね備えているのも見事。ただ欲を言えば、もっと由宇子が「葛藤」する描写がほしかった。彼女はサバサバした性格で、意外にスパッと決断しちゃう。本作は物事を天秤に掛ける「葛藤」がテーマなわけだがら、もう少し「悩む」画があってよかった気もする。 内容も重めだし、2時間半と長尺であるので決して気分の良い映画ではないですが、観て損はないと思います。