
dreamer
3 years ago

비공개
평균 3.2
1947年からマッカーシー上院議員を中心として始まった、ハリウッドの"赤狩り"騒動は、今までにもいくつかの映画で描かれているが、この「真実の瞬間」は、本格的にこの問題に取り組んだ、アーウィン・ウィンクラー監督の力作だと思う。 ロバート・デ・ニーロ扮する主人公は、二十世紀フォックスで、御大ダリル・ザナックに重用されていた監督という設定なので、エリア・カザン監督が連想される。 お話は、1951年に始まり、非米活動調査委員会に呼び出された、彼が知っている共産主義映画人の名前を挙げろとか、共産主義者のどんな会合に出席したかと、まるで中世の魔女狩りのように責め立てられる過程が、彼の周辺の被害者たちの動向と並行して描かれていく。 査問会に出頭した映画人の中には、べらべらと他人の名前をしゃべってしまった連中も少なくなかったようで、追い詰められた主人公が、いつしゃべってしまうかがサスペンスの要素となっている。 仕事の道を閉ざされ、やっとお情けでもらった仕事も、まるでお話にならないB級娯楽作品で我慢出来なくなったり、赤狩りの標的にされた、当時の映画人たちの苦悩ぶりが、実感をもって迫ってくる。 ロバート・デ・ニーロも抑制された演技で好演していて、見応え十分の力作だと言える。 また、ダリル・ザナックは実名のままだが、その他の登場人物も、あれこれモデルが想像出来るのも興味深い。