
amemiyahana
2 years ago
5.0

파문
영화 ・ 2023
평균 3.4
私たち日本人のほとんどは常に喪服を着ている。 そこから命の水を解放して「ここにいるよ」とステップを踏んだとき、真っ赤な水面に波紋が広がるんじゃなかろうか。 スクリーンに映し出された誰もがクズで、だけど、何かしら庇ってあげたくなる何かがある。 誰かにとって、誰かはクズなんだ。 自分がクズでも自然なことじゃないかと安心させてくれる、ブラックなやさしさが見えた気がした。 その人が誰かを攻撃したとき、「そうしなければならないほどなのだ」と受け止めるのに必要なものはなんだろう? 仕組みだろうか、想像力だろうか? 守ってこそのルールでありマナーであるけれど、それがクズにとっては攻撃なのかもしれない。 「正しさで人は動かない、必要なのはやさしさだ」とよく言われる。 それも、ただ甘やかせばいいというわけではなく、必要な優しさとタイミングがあると、この作品は示している。 #試写会