
しじらみ

미사의 이중생활
평균 3.4
白石晃士がロマンポルノ?と思ったが、クライマックスのエモーションにそういえば『超・悪人』もある意味日活ロマンポルノ的発想の企画だったんだよなぁと思い出す。(『超・悪人』はオールタイムベスト) しかし本当に面白かった。今のテンションなら今年ベストにしちゃうかも。観る前はポルノで94分は長いっしょ笑とか思ってたけど、全然そんなことない。語りに殆ど無駄がない。アイドルとしてライブやっていたと思ったらあれよあれよと言う間に高嶋政宏の股間を踏みつけ、カノン様のおしっこを飲む。 カメラの置所もよく考えられていて、アイドル活動パートの二回の物販ではミサは画面奥にいて、手前にユメカがいる。しかし、一回目はユメカに客ついておりミサのコーナーには閑古鳥が鳴いているが、二回目はミサのビンタ握手会が盛り上がっている一方でユメカはコアなファン一人しか集まらない。 何より感動的なのは、緊縛など数々のプレイが単なるエロだけでなく、ちゃんと物語を進行させているところ。シンプルに凄い。欲を言えば、クライマックスは突き抜けようぜみたいなこと言ってるんだから、それまでのプレイの縮小再生産だけじゃなくて、首絞め以上の破天荒なプレイを見せてほしかった。 主人公を演じる川瀬知佐子の少年のような声、身のこなしも相当プラスに働いていると思う。プロレスラーとしての夢破れ、燻る地下アイドルが一人前のSM嬢になっていく成長物語を無理なく受け止められる。緊縛バイブプレイをあっけらかんと気持ち良かった!と振り返る軽さが良い。 演者でいうと、前知識を殆ど入れずに観たため高嶋政宏が本人役で出てきた時は声出して笑ってしまったが(高嶋政宏力が本作の格を数段上げていると思う)、何より大迫茂生の身体的説得力が素晴らしい。滅茶滅茶面白いのにギャグになってない。本当に天才だよ、あの人。 あと、今回のカメラマンは白石くんではないが、高嶋政宏の記者会見で質問をする週刊文春のツボイさんの声はとても聞き馴染みがあった。