코멘트
なつみ

なつみ

1 year ago

4.0


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낮비

영화 ・ 2016

평균 3.4

これ好きなんだよなー。 だいぶ前に見た作品だけど、すごく記憶に残っている。 原作の漫画自体がものすごく衝撃的で、今でもサイコパス系の作品を見ると必ず思い出す。 当時の自分の価値観に影響を与える作品だった。 漫画のラストは、どんでん返しとか衝撃的な展開とかそんなんじゃないのに、脳髄を揺さぶられる思いがした。 2ページの見開きの絵を今でも鮮明に覚えている。 そしてこの映画は、そんな原作を改変している。 よくあるストーリーとかキャラクターの改悪とか、そんなチープな改変じゃない。 作品そのもののメッセージ性、アイデンティティに関わる部分を変えていると感じた。 「生まれついての殺人鬼」という性悪説な森田のキャラ造形に、「もしかして境遇が彼を変えてしまったのか?」と思わせる性善説のエッセンスを加えている。 自分でも驚いたんだけど、そんな根本的な解釈の不一致に、全く不快感を感じなかったんだよな。 哲学は違うけど、原作も映画も見据えているものは同じだったからなのかもしれない。 猟奇映画界隈では大人気の「サイコキラー」だけど、その価値観にほとんど接することのない一般的小市民の自分は、その心理をよく理解していないし、できるとも思えない。 だから、基本的には彼らをどこか「別の生き物」、絶対的なエネミーとして見ている。 だけど、古谷先生も、吉田監督も、彼を「人間扱い」していると感じる。 どうしようもないサイコパスでも、生まれ持った自分のアイデンティティが、未来永劫、誰からも受け入れられない事実に絶望する。 暴力への本能を抑えきれないクズ野郎でも、楽しかった穏やかな時間の思い出を心にしまっておくことができる。 明確な意図を持って森田の人間性を描いているため、単なるサイコキラーもので終わらせない面白さがあった。 森田の殺人欲求が、岡田の性欲と並行して描かれていてタチが悪いんだけど、「なんで俺だけ病気扱いなんだよ」よいう森田の抗議にかかっていてうまい演出だな、と思った。 そのくせ、終わり方が優しい。 まるでトラウマのように心に傷跡を残すのに、優しいラスト。 胸糞悪いのに優しい、ずるい映画だと思った。