
Schindler's Memo
6 years ago

비용의 처
평균 2.9
根岸監督は、しっとりとした雰囲気の中に、女優さんの表情を厳しく追及し、新局面を抽出してくれる監督だと思う。その姿勢は「遠雷」の時から変わっていないと感じている。 「雪に願うこと」や「サイドカーに犬」などは、小泉今日子や竹内結子の代表作となりうる映画だと思う。 本作もその意味では、松たか子を全面的にフューチャーした、彼女の代表作となる映画であろうと思われる。事実、非常に「大人の女性」を感じさせる演技で、しかも凛とした清潔感が漂っていると思った。 ただ、太宰作品の持つ、ひねくれたナルシズムはそのまま表出されており、その点は好き嫌いのあるところで、私は好きになれない。 何と言うか、実生活においても、私小説の作品中においても、「最低のオトコ」であるのを全面的に押し出す割には、変に自分を耽美的に描く・・というところが嫌だ。 この映画もそれが色濃く漂っており、実際の太宰も、その妻も、これほど数多くの異性を翻弄したのかどうかは、異論のあるところだと思う。