
佐田 康樹

철도원
평균 3.6
50歳の鉄道機関士アンドレア・マルコッチは、末っ子サンドロの自慢の父親だった。彼は最新式の電気機関車を動かし、酒場では皆が歌うなかギターを弾いた。だが長男で失業中のマルチェロや食料品店の店員レナートと結婚している長女ジュリアにとっては頑固でとっつきづらい父親だった。ある日、父親の運転する機関車に一人の若い青年が自殺を図ろうと身投げした。さらに彼はショックでその直後赤信号を見逃して、接触事故を起こしかける。そしてこの事件によって彼は同乗の親友リヴェラーニと共に旧式機関車の機関士に格下げされてしまう。月給も下がってしまう。以前から労働組合はストライキを計画中だったが彼の左遷については取り上げてもらえなかった。そしてスト当日、彼は無断で電気機関車を運転する。スト破りだ。こうして職場で孤立するアンドレア。酒に頼るようになる。一方サンドロは流産がきっかけで新婚生活が上手くいっていないジュリアが他の男と浮気している現場を目撃してしまう。ジュリアは口止めするものの、サンドロが浮気相手の車の窓を割ってしまい、その事を父に咎められたサンドロは浮気の事を漏らしてしまう。ジュリアに激昂するアンドレア。止めに入った母親を守ろうとしたマルチェロと共にジュリアも家をでて、洗濯女工として働くようになる。遂にはアンドレアは家に帰らず飲み屋で女と密会するように。それを見つけたサンドロはどうにか父を慰め、かつて職場の同僚と集った酒場へと向かわせる。サンドロの助けもあって職場仲間とも和解する。しかし、弱った彼の体は床に倒れる。3ヵ月後、父親と母とサンドロの家庭にもクリスマスが近づく。久しぶりに家に来たリヴェラーニは、隣人や長男も誘って大々的にクリスマスパーティーを開く。長女ジュリアもレナートと仲直りしてやり直すとの連絡が。パーティーが終わった夜、アンドレアはギターを弾きながら亡くなる。父親がいなくなって広くみえる家から、サンドロと職に就いたマルチェロが今日も母親に見送られながら出発するのだった。