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愚痴を言わず、進歩を! 半身不随の少女エレナが、襲い来る狂犬に対して自宅でひとり籠城戦を繰り広げるソリッドシチュな変種ホームインベージョンスリラー。ワンちゃんはただ単に狂ってるって言うよりも、エレナ絶対殺すマンな純度100%な殺意の塊と化してる上にクソ賢いからマジ怖い…😱 このワンちゃん・アトスはずっと攻撃的なのではなくて、最初はめちゃくちゃ可愛い!事故で半身不随になってしまった主人公が暮らしやすいように色々サポートしてくれるのだけど、いつもエレナの側にいて、部屋にあかりを入れたり、ドア開けたりと執事みたいになんでもしてくれる有能犬。一家に一匹欲しい!でも狂い始めてからはその有能さが全部裏目に。犬特有の運動能力と相まってvs人間のパターンに勝るとも劣らない絶望的状況が生まれてしまう…。 半身不随の主人公は腕をほんの少し動かせるだけ。電動車椅子を操作して家の中を逃げ回るのだけど、ドアを開けることひとつとっても重大事。電話が目の前にあっても掴むことすら出来ず、同じホームインベージョンものでも目が見えないフライシャー『見えない恐怖』や耳が聞こえないフラナガン『サイレンス』とはまた違ったもどかしさとスリルだった。 自宅を心的空間化することで主人公の内面を空間そのものに投影させるのは、ホラー映画では良くあるやり口。本作もそのあたりをしっかりと意識していて、過去の罪という心の檻に囚われた主人公を、外を彷徨く狂犬のために家から一歩も出ることができない現状とリンクさせ、「檻を壊す」=「外に出る」という呪縛からの解放までの過程を描いている。そして「動けない」という状況そのものも囚われた心の状態を表している。 心的空間と化した家の中では、その罪悪感の象徴が具現化し、主人公と対話をする。これは結局は自己との対話なわけだけど、通常であれば地下への道のりが心の深層に迫ることにつながるのに対して、2階の部屋というのが割と珍しいような気がした。そしてそれは自分ひとりで抱えるのではなく、家族で対処すべき問題として「父親の助け」によって2階へと到達することができるのだというところもうまかった。 そんな感じで特に目新しさはないのだけど、ホラー映画の常套をなぞっていて、すっごく基本に忠実な作品って印象だった。このジャケ画像的に70年代の歪で尖りまくった作品をイメージしてたから、良い意味で裏切られた。
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