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木村拓哉と二宮和也の初共演作品。「犯人に告ぐ」の雫井脩介によるミステリー小説を映画化。監督は「クライマーズ・ハイ」の原田眞人。他出演に吉高由里子、松重豊、山崎務など。 ◆ストーリー 犯人不明の殺人事件を担当することになった、検事の最上と沖野。時効の未解決殺人事件の容疑者だった松倉を最上は執拗に追い詰めていく。沖野は次第に、否認を続ける松倉を最上が犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、その方針に疑問を抱き始める。 ◆◆以下感想ネタバレ注意◆◆ キムタクががっつり犯罪者という衝撃。今までヒーロー的な役回りのみ演じてきたキムタクの幅がぐっと広がった作品になったのでは。二宮和也の鬼気迫る取り調べの様子も、引き込まれました。2人の今後の作品に注目したい。 “検察はみな自分の描くストーリーを持つ”この考え方で、正義に対して俯瞰であるべき検察が、徐々にその正義に対して主観を挟み始め、歪ませていく。この極めて人間的な生々しさがこの映画のもう一つの見どころ。どんな手を使ってでも、罪人を罪人としたいその執念が、別の罪人を作り上げていく。この罪の図式がよく出来ていた。原作勝ちしている作品だと思う。
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