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【両版見ないといけない映画】 吹替版では日本の大御所アーティストの美声を堪能、まるで映画価格で彼らのショーを“はしご”する感覚。字幕版の豪華キャストも聞き捨てならず、両版視聴したい一本。耳と目が共鳴し合って終始アガる。 ◆トリビア 〇本作は前作同様、世界で唯一、日本だけが全編吹替版の制作が許された。(https://www.oricon.co.jp/special/58488/) ○本作は、海外では昨年から公開されており、2021年アニメ映画興行収入で世界第一位となった。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/SING/シング:_ネクストステージ) ○ イルミネーションは、任天堂と共同で『スーパーマリオ』のアニメ映画を製作中。(https://www.oricon.co.jp/special/58488/) 〇サウンドトラックには、U2の新曲や、ホールジーやファレル・ウィリアムスが参加、エルトン・ジョンやビリー・アイリッシュなどのヒット曲、更に、キャストのスカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートンなどによるカバー楽曲も収録された。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/SING/シング:_ネクストステージ) 〇U2のボノは、本作で声優デビュー。(https://sing-movie.jp/about.html) ○ 前作同様、字幕版ではウェス・アンダーソン、クリス・ルノー、エドガー・ライトがカメオ出演している。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/SING/シング:_ネクストステージ) ◆関連作品 ○「SING/シング」('16) 前作。きゃりーぱみゅぱみゅの曲も使用されている。可愛くて踊りたくなる一本。プライムビデオ配信中。 ○「ライオン・キング」('19) 動物達のミュージカル調フルCGアニメ。動物や草木の実写から作り上げたという“超実写”に注目。ディズニープラス配信中。 ○「ズートピア」('16) 第89回アカデミー賞長編アニメ賞、第44回アニー賞(アニメのアカデミー賞と言われている)長編アニメ賞受賞作品。人種差別が内包されるも明るい一本。ディズニープラス配信中。 ◆概要 「ミニオンズ」イルミネーション・エンターテインメント制作、「SING シング」('16)の続編。 【監督】 「SING」ガース・ジェニングス 【声の出演】 (洋画版) 「インターステラー」マシュー・マコノヒー 「ブラック・ウィドウ」スカーレット・ヨハンソン 「キングスマン」タロン・エガートン 「ブラックパンサー」レティーシャ・ライト 「アントマン」シリーズ ボビー・カナヴェイル ファレル・ウィリアムズ ボノ(U2) (吹替版) 内村光良、坂本真綾、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane、大地真央、田中真弓、「B'z」稲葉浩志 【原題】SING2 【公開】2022年3月18日 【上映時間】110分 ◆ストーリー コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、さらなる夢があった。そのためには、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが……。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆音楽 冒頭の「Goodbye Yellow Brick Road」から、「Bad Guy」、「Señorita」と、シーンに合った歌詞の楽曲のオンパレード。個人的には、ロジータが宇宙人役に回された時のテイラー・スイフト「look what you made me do」(私に何をやらせているの)がハマりすぎていてツボった笑。ミーナ役のMISIAの歌声は冒頭とラストで十分堪能できたし、稲葉浩志にも当然痺れた(もうちょっと歌ってほしかったけど)。ポーシャを演じたアイナ・ジ・エンド(バスターの“コアラ・ジ・エンド”には笑った笑)の歌声も素晴らしかったし、長澤まさみと稲葉浩志のデュエットなんてどんなショーでも見られない。ショーの“はしご”をしているような、そんな楽しみ方もできる、初めから終わりまで聴覚と視覚が共鳴し合って喜び続けるような、そんな映画だった。 ◆プロデュース オーディションを受けてショーの権利を獲得し、大物のキャスティングに奮闘。ステージセットの製作スケジュールに追われながら、キャストのわがままも聞きつつ脚本作業。社長のご機嫌取りでキャストを変え、そのわがままキャストでショーがめちゃくちゃ。本作はそんな一つの舞台を作り上げる苦労と葛藤がリアルに描かれ、バスターが最後まで貫いた“不屈の精神”にこちらも完全に感情移入。カーテンコールでステージ側から見える観客のスタンディングならぬジャンピング・オベーションに、見ているこちらも胸がグッと熱くなる感覚だった。余談だけど、稲葉浩志のキャスト入りが発表される前は、予告で見るクレイの声が確実に別人だった。おそらく彼のキャスティングにも実際のプロデュース側が相当手を焼いたんだろうと、映画の外側も想像してしまうような、作り手感覚を垣間見る映画だった。 ◆キャラ “勘”が働いてクレイの説得に向かい、最終的に彼を落としてしまうアッシュ。子供達を予想だにしないやり方で利用しショーを実現、バスターの命まで救ってステージを盛り上げたロジータ。ジョニーの親父も出所後の大活躍。前作と違い、誰が欠けてもショーが成立しなかったと思えるほど、各キャラがしっかりキーパーソンとなって活躍していた本作。前作ではイカだったけど、本作では無数のメガネザルがポーシャのステージを彩り、美しく壮大に仕上がっていた姿も印象的だった。 引用元 https://eiga.com/movie/95370/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/SING/シング:_ネクストステージ
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