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star5.0
見えてる地雷。 どうせつまらないんでしょと思って見に行って案の定つまらなかったけど、決して金と時間をドブに捨てたとは思わせない映画だった。 極めて理想的な、つまらない映画だった。 昔、ある映画監督がつまらない映画こそ劇場で見るべきであると宣っていたけど、その意味において100ワニは正に劇場へ足を運ぶべき映画です。 スマホはおろか、貧乏ゆすり 独り言等々、最低限の飲食を除く一切が禁止され、ただ目前の大画面への集中のみを強制される劇場という稀有な空間で冗長な映画を見るとはどういうことか 当然、誰しも「あぁ、私は一体何をしてんだろ…」「私の人生って一体…」などと思うことでしょう。 つまり退屈な大画面から逸れた意識は自ずと自身の内面へ向くわけです。 情報に溢れた現代社会にあって、何もせずただ物思いにふける時間がいかに貴重かは言うまでもないことであり、これこそがクソ映画を劇場で見る唯一にして最大のメリットであるというのが某監督の主張であり、私もそれに大いに同意しています。 そういった視点に立っていま一度100ワニを顧みると、 ・情報量の少なすぎる画面構成 ・退屈で冗長な間のとり方 ・短めの上映時間 ・貸し切り状態の座席 ・適度な冷房 等々 劇場を支配するあらゆる要素が思索に適していることに気が付きます。 故にこの映画は極めて理想的な「つまらない映画」足り得るのです。 正直見る前は100日と言わず今すぐ死ねと思っていましたが、今では100日後もう一度劇場へ足を運んでも良いとすら思っています。 その限りにおいて これは100点満点中101点の映画でした。 敢えてまともな感想を言うならば、僕はカエルくん肯定派です。 あのウザい感じのノリでしか人とコミュニケーション取れない所がとても他人とは思えずヒヤヒヤした。
90