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2022/5/16 今風に言う”毒親”に育てられた4人姉弟の物語。 大人になった4人姉弟のうち、コラムニストとして成功しNYの上流社会で生きる次女視点で、現在と過去を行き来する形で語られます(実話に基づくってのがまたね…)。 賛否がハッキリ分かれる作品ですが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。共感するとか感動するタイプの映画じゃない。とにかく深く考えさせられた。 ◆ 定職に就かず、定住せず、子供に十分な食料と教育を与えず、他人とすぐ揉めて、酒に溺れる…親として、それ以前に人としていい所ある!?ってレベルの毒親の横暴っぷりを長時間見続ける苦行。笑 すごく憎くて自分の人生から追い出してしまいたい親であっても、親の存在を否定することは今の自分自身を否定することになってしまうジレンマ。 ◆ 「毒親に育てられたことを悲観していたとしても、今現在のあなたが真っ当な人間として生きていること自体が、”毒親の教育方針は間違っていなかった”という証明になっている」というのを以前何かで聞きました。悔しいけれど、クレイジーな父親が子供たちに残した財産がいかに素晴らしいものだったのか、映画のラストシーンとタイトルに凝縮されていたし、終わった後にしばらく茫然としてしまった。 家族って好き嫌い/良い悪いなんて簡単な言葉じゃ語れない。ことさら他人からどうこう言われる筋合いはない(つまりこの作品は観客からの共感や同情や批判なんて一切求めていないのかなと)。 ◆ 合間のシーンで垣間見える、クレイジーな父親が育った悲惨な家庭環境(閉塞的な空間と、親からの性的虐待?)の方は、どう転がしても美談にもならないレベルな気がする…彼もまた被害者だ。
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