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星ゆたか

星ゆたか

1 year ago

4.5


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클로즈 유어 아이즈

영화 ・ 2023

평균 3.5

2025.3.12 ビクトル·エリセ監督(1940.6.30生)の。 「ミツバチのささやき」(73)はスペイン内線直後のスペイン農村部の精神状況を的確に。 少女の成長を通して表現した忘れられない作品。 「エル·スール」(83)はアデライタ·ガルシア·モラリスの短編映画化は。 やはり少女の心の発育がテーマ。 ただこちらは、終わりが何となくスッキリしなかったと思ったら。 プロデューサー.エリアス·ケレハタが公開にあたり、後半1/3をカットしたそうで(何故⁉️) そのせいかどうか…。 そして3作目の「マルメロの陽光」(92)は画家のアントニオ·ロペス·ガルシアについてのドキュメンタリーだそうだ。 この作品はまだ未見だ。 そして劇場公開長編としては本作が4作目。 前作からは31年ぶりの新作お披露目だそうだから。 いくらその間短·中編とか美術館向け映像作品とか制作していたとしても。 寡作な映画監督として伝説的存在である事には間違いない。 その第1作目の「ミツバチのささやき」(73)に当時6歳で出演していた。 あの愛くるしい瞳が忘れられない。 アナ·トレントという女優が約50年ぶりにエリセ作品に出演しているのも話題の映画だ。 物語は1990年に47年のパリ郊外を舞台にした映画を制作中に。 主演男優のフリオ·アナレスが突然失踪した事件を廻り。 あるTV局の女性ディレクターが。 [未解決事件❳として2012年に取り上げ。 その映画の監督で。 そのフリオとは海軍時代からの旧友であったガライ·ミゲルにインタビューする形式で。 放送される事になった。 ミゲルは現在は監督業はしておらず。 外国小説の翻訳や短編集の出版などで暮らしていたので。 最初は生活のお金の為(出演料や映像使用料)だった。 しかし失踪の彼の最後が、海辺の崖に靴が揃えてあったから。 ❲自殺説❳も飛び交っていたという気になる所や。 または、『ある大物の婦人と不倫関係になり。その為に彼は消された』などと言う❲他殺説❳も出てたり色々ある、いわく付きの出来事で。 だから彼には娘アナがいるがTV局の方の問い合わせにも彼女は応じてない。 一時の要らぬ世間のデマやマスコミ報道に嫌気をさしていたらしい。 映画は最初にその映画のワンシーンから入り。 観客がそれがこの映画の物語の導入部かと思いきや。 あくまでも制作映画のワンシーンと分かったその後、映画の1947年から(正確には制作時の1990年)現代の2012年に飛び。 その間の、旧友であり俳優のフリオの失踪されてからの22年間に及ぶ、(監督)ミゲルの彼への想いを中心に描かれていく。 そこでは、彼と自分の2人が好きだったロアという女性との再会。 または、フリオの娘でスペインのプラド美術館のガイドの仕事のアナとも再会したりする描写が“淡々”と進められていく。 中でもロアはアメリカの歌手と結婚し離婚し。 現在はスペイン人と再婚したという触れ込みもだが。 その彼女と会うきっかけが。 ミゲルが、かつて、77年に出版した本をマドリードの古本市の店頭で見つけ。 その本の中頃にミゲルによって書かれた賛辞。 『ロアへ分かちあった太陽に』の言葉からというのもシャレたイキサツで❗️。 ここでは彼女いわく、人生最大の賛辞だが。 転居のさい、失くしたと言うイイワケも…。 それからかつての仕事仲間、映画の編集を手掛け。 彼らの映画フィルムの保存や管理も手掛けているマイクとというミゲルと同年代の人との会話で。 フリオの若い頃の女遍歴ぶりの話や。 失踪時あたりは《老い》からくる苦悩に抗っていた様子。 ここで出る言葉『老いに怖れや希望ももたなけりゃ楽になる』もイイ💫 またこのマイクは最後にもフィルムを施設の町まで届ける重要な映画仲間なんだけど。 もう一つ。 彼が、ミゲルの息子(バイク事故で若くして亡くなっている)の話をする所も。 ミゲルという人間像を理解する上で見逃せない。 また失踪話に新たな展開がなく一旦、ミゲルが現在の所在地に戻り。 留守の間愛犬の世話を頼んでいる隣家の若夫婦(女房が出産間近)とのやり取りもイイ。 この愛犬はミゲル役俳優のマノロ·ソロにずいぶん懐いていて。 名犬🦮演じぶりで[落下の解剖学]のパルムドッグ賞レベルだ。 結局この監督も犬好きなんだろうなぁ✨ またや、やはり近所の釣り仲間(小型船で海上で)との普段のマジわいもゆったりしていて。 (この映画いいんだけど…どこで⁉️…ちょっと物足りなさの展開に)と思っていたら。 そのミゲルとTVのインタビュー番組[未解決事件]が放送されると。 視聴者の反応の一つに。 『フリオに間違いない人物が自分の働く老人ホームに入る』との情報があったと連絡が入る。 そこでその施設もそうは遠くないのでミゲルは訪れる事になる。 その辺りからの映画にミステリー緊張の雰囲気が加わり、俄然鑑賞気分も乗ってきて、面白くなる。 そしていざミゲルが施設に到着、知らせてくれた介護士女性に案内されて。 最初は遠回しに。少しづつ近付き、話かけてゆく。 『自分が誰?だか分かるか』訪ねる。 『わからない…』と答える。 彼の名前も本人が忘れていたので、施設の管理者のシスターが。 彼がよくタンゴを鼻歌まがりに歌ってたので。 アルゼンチンの歌手カルロス·カルデルにあやかって。 『カルデル』と呼ぶようになったと話す。 三年以上前に。最初は施設の入居者として警察病院から送られてきたが。 記憶喪失以外には身体も丈夫なので。 元々手先が器用で、若い頃ミゲルの“政治思想の連れ”で刑務所に入れられた時同様。 「修理工」として施設で働いてもらっているとの事。 彼を最初に診察した医師の話では。 『逆行性健忘』という過去の記憶を失ってしまう脳の欠損からくる病だと言う。 医師の力では無理でも親しい人の力で、失っなったものを取り戻す事が出来るかも知れない』と付けくわえた。 そこで記憶の再生の意味で。 ミゲルがフリオと海兵隊員時代に身に付けた、ひも結びをさせてみると。 身体が覚えているのか。難なくやって見せてくれる。 中でも感動的で、思わず涙が滲む場面として特筆したい所は。 ミゲルとフリオで交互にタンゴの名曲を歌詞を想い出しながら。歌いつむぐ所。 ここなどは、この映画の主旨である《文化とは、音楽や映画とは、人の身体的記憶を超越して永遠に普遍に残る不滅なもの》とする具現化映像ではないかと思った‼️。 何故なら、この出来事がきっかけで。 娘アナとの接触でも、叶わなかった。フリオの記憶の扉を、開く事になるかも知れない。あのフリオが演じた映画(未完成ながら一般上映もされた)を。 町の廃館になったばかりの映画館で上映する試みを。 ミゲルとマイクで準備して。 施設のシスター2人と介護士2人、アナとミゲルとフリオのメンバーでの視聴会を設ける事になるからである。 映画の画面を見つめる面々の表情。 フリオの瞳に生気が染みだし…💫。 なおこの映画の価値は、監督の愛する映画への想いが分かれば解る程高まる。 制作された映画の中で。 ①中国少女の『上海ジェスチャー』(扇子を使って視線を強調する舞踊のポーズ)は。 ジョセフ·フォン·スタンバーグのフィルムノワール映画からの引用。 ②マックスの部屋のポスターはニコラス·レイ[夜の人々](これも①同様私には初耳) ③ミゲルの手にしたパラパラ漫画は[ラ·シオタ駅への列車の到着]映画の創始者リュミエール兄弟の50秒の作品。初めて動く映像に観客は、汽車が画面から飛び出すのではと👀‼️驚いたと。 これは見た事ありますね。 ④映画がフリオに奇跡を下すか?!は[奇跡]のカール·テオドア·ドライヤー監督作品を話題に。この映画は若い頃、東京岩波ホールで見た。 ⑤ミゲルと隣家のトニが歌う曲は[リオブラボー]ハワード·ホークス監督作品でディーン·マーチンとリッキー·ネルソンの♪❲ライフルと愛馬❳そのもの💫 等々これ以外にも数々の『映画への愛が』オマージュとして溢れているそうだ😃💡。 『知らなくても楽しめるけれど。映画は予備知識があればあるほど何倍も楽しめる』は。 よく町山智浩さんが語ってる言葉だね。