코멘트
ほぼ全編にわたって映像と音楽がリンクする、オリジナリティ爆発の映画!リズムと合致した銃撃、展開に沿った音調や歌詞、その相乗効果で興奮の連続。使用曲40曲以上!(クレジットで確認した限り) ライト監督自ら脚本を手掛けた、オリジナル作品らしい。 http://eiga.com/news/20170819/9/ また、冒頭の街を歩くノーカットのシーンは、MTV2017最優秀振付賞を受賞したシーア「chandelier」の振付師、ライアン・ハフィントンが振付しているらしい。 まず、音楽を聞く事で天才的な運転技術を発揮出来るという設定が、映画として勝っている。その能力で、いくらでも見たこともないカーアクションが描けるから。映画としてのエンターテイメントの幅を広げられていると思う。 音楽も歌詞も、展開に緻密に連携されていて、これで2時間の映画を作るなんて、製作側のセンス&根性に脱帽。こと、冒頭のノーカットで一曲分、街を歩くシーンにはリアルに鳥肌立ちました。 悪の組織に関わっている事で、いつ撃たれてもおかしくない、そんな緊張感がいくつも描写されていて、見飽きない。 難聴の養父との手話のやり取りも、とてもほっこりして、派手なカーアクションとの対比でいいクッションになっている。 一部、後半にせっかくの流れを逸脱するアクションシーンがあったり、女性心理を無視した展開があってちょっと没入感が途切れたのが残念。
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