すごーくよいアニメだった！観ていて楽しくなるお仕事アニメ。 アニメありきではなく、しっかりとしたテーマがあって、それに対してアニメという表現方法で色付けしていったような感じがする。 物語の軸がはっきりしているのでストーリー全体を隅から隅まで楽しむことができた。 岸田メルさんが原画だって知って驚いたけど、とっても上手くアニメの絵になっていた。登場人物みんな柔らかな人間味があって魅力されました！ 一番好きなのは緒花。髪型で一目で分かってちっこいけど、一生懸命な感じがとてもよかった。表情豊かなでいろんな顔があったこともグッド！何よりかわいい。 菜子もよかった。家では弟妹たちの面倒を見るおねいちゃんだけど、外ではなかなか自分らしくいられない。けれどいろいろ考えて自分の居場所を作っていこうとする姿勢がよかった。弱いようで普段は見えないけれど実は芯はしっかりしてるというキャラはすごく気に入ってしまう。泳ぎが人魚レベルというギャップにもやられてしまった笑 そして緒花のママ、松前皐月。娘の前ではダメダメだけど、大人なりにいろいろ経験していてそれを娘に感じさせないのは良かれ悪かれなかなかできないことだと思う。子供時代から変わらないあのいかした感じがすごかった。今まで周りにいないタイプなので余計に惹かれてしまうのかも。自分を隠さないで生きている人ってかっこいい！ アニメの中ではいろいろ独自の言葉が出ていた。気にいったのは２つ。「ホビロン」と「ぼんぼる」 ホビロンを聞いたときは天才か！と思った笑 「ほんとびっくりするほど論外」っていう言葉がホビロンになるんだから、言われた方は語感と込められた意味のギャップにどう反応したらいいか困っちゃうと思う。花咲くいろはを見た人だけがわかるわかると思うと、なんか面白くなってしまう。 ぼんぼるは湯ノ鷺で行われるぼんぼり祭りから緒花が作った「目標に向かって頑張ろうとする気持ち」アニメの中で「頑張っているけどぼんぼってはないんじゃないかな」なんて使われ方をしてて、物語での表現方法に新しい単語を作っちゃうようなやり方もできるんだなと新鮮だった。これまでの作品の中だけで伝わる名詞はたくさん見てきたけど、動詞を見ることは初めてかもしれない。緒花ちゃんすごいなー！これから使っていきたいかも！ キャラデザインも、ストーリーもすべてが大満足のアニメでした。願わくは緒花ちゃん達と同じ高校生の頃に見てみたかったな。 現役の中高生にはこうしたアニメの方が将来のことを考え始めるきっかけになったりするかもなと思ったり笑 もちろん大人が見ても楽しいし、癒される！石川県の金沢市がモデルみたいなので、いつかはモデルになったところに行ってみたいと思う！ 日常系のアニメでは一番好きです！製作陣のみなさんありがとう！