
nao
5 years ago

사랑과 경멸
평균 3.5
2021년 02월 22일에 봄
愛と映画の答えの無い対比 夫婦の愛憎劇と映画製作の裏側を交差させ、美しいほどに残酷な愛の終焉を映し出す まず、この作品の映像で強く印象に残るのがインテリアや衣装に多用される原色の鮮やかさ 中でも赤と青の二色は"対"を強くイメージさせられるものとなっていて、ここからこの作品は対比を描いているのだと気付かされます 物語が進むに連れて、その対比とは二人の愛の終焉とともに製作当時の欧州映画業界の斜陽と、資金力のあるハリウッドとの対比であり、同時に映画製作に於けるゴダール自らの不満の訴えだと分かります なぜ、愛する者の間にも金が入りこむのか、脚本家ポールが劇中で告白するように大衆が望むものと芸術家の志向するものとの隔たりが、そのままポールとカミーユの心のすれ違いとなって描かれ、そのすれ違いは、男の思う成功と女の思う幸せをも対比してみせているように思わせる ラスト「シレンシオ(Silenzio)」と、ただ静かに青く広がる地中海に放たれたこの言葉は、娯楽性のために芸術性を欠いた作品を作り続ける者たちに向けた言葉なのかもしれないなと暗に伝わってきます🤔 男女の本音と建前の矛盾が蔓延る演劇的空間の中に、映画産業という生臭い現実的な話が入り込むことで言葉では言い表し難い異質な世界観を創り上げ、見る側は普通の映画とは一味違うその空間に誘い込まれてしまう ここに、物語と自分の主張を同化させ、映画という形で展開するゴダールの才覚が感じられます