코멘트
dreamer

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4 years ago

4.0


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한나와 그 자매들

영화 ・ 1986

평균 3.4

ウディ・アレン映画は当人出演しないほうが評価の高いきらいあり。今作は当人出演するも遠景に退いて(コメディ担当)、その距離感がこの作品を傑作にしたと言えるかもしれません。疾病恐怖症とでもいうんでしょうか、脳腫瘍の疑いありとなって、あれやこれやの検査機にかけられるウディは確かにおかしい。 三姉妹の人物造形が見事です。内的独白を聞かせるところはこれまたウディらしい演出ですが、男女の身勝手な心の機微を描いて、観ていて身につまされます。 大人の映画ですね。 ちょっと黒人の描き方が今だと問題になりそうですが、冒頭の感謝祭の晩餐のシーンはいいですね。例によって軽妙な台詞回しに、姉妹を巡る人物関係が手際よく明かされる。みな所狭しと席につき、見事な七面鳥の丸焼きが卓の中央に運ばれ、一家の主人が乾杯の音頭を取る。「またお父さんとお母さんの懐メロ大会が始まった」とちょっぴり辟易気味の次女、父のピアノに合わせて母が歌う。それを取り囲む孫たち。豊かなシーンではありませんか。 そして月日は巡って、同じ感謝祭の晩餐で映画は締めくくられます。いろいろありましたが、とりあえず今のところは、ハッピーですね、とみんなの顔から笑顔が溢れ、ひとりマイケル・ケインだけ苦笑いですけど、それは、まあ、しょうがない、自業自得です。お気持ちはよくわかりますが(笑)。 幼児虐待の自虐ネタから入るので、ちょっと警戒しましたが、作家の充実を感じさせる良作です。ニューヨークの街の匂いを堪能できる。どこの街区かはわかりませんが、ちょっと治安の悪そうな通りを、恋する女に偶然出会したと装うべく、マイケル・ケインが走る。あるいは晴れて健康であることが判明して病院から出てきたウディが走る(こちらはすぐにも塞ぎ込むんですが)。こんなシーンも撮れるんだなぁ…と感無量。 それにしても、秋のニューヨークって、素敵ですね。