코멘트
『最強のふたり』を彷彿とさせる介護士と障害者の絆を描く、Netflixオリジナルのロードムービー。 息子の死をきっかけに作家活動を断念し、介護士となった主人公ベン(ポール・ラッド)。銀行の支店長として働くシングルマザーエルサの息子トレヴァーの介護士として雇われる。トレヴァーはデュシュエンヌ型筋ジストロフィーを患っており、体はほとんど動かせなく車椅子生活を余儀なくされる。トレヴァーは皮肉屋で怒りっぽい性格でもあるため、介護士は入れ代わり立ち代わりであったが、ベンの真摯に介護に取り組む姿勢や病気に対して同情し過ぎない姿がベンを受け入れ、打ち解け始める。ある日、ベンとトレヴァーが口論となり、翌日ベンへの嫌がらせのつもりでエルサに世界一深い穴を見に行く旅の提案を持ちかけられたと嘘をつく。しかし、ベンはその嘘に乗り、トレヴァーも外の世界を見るべきだと旅の許可を求め、エルサは渋々許可を出す。ベンとトレヴァーの男二人旅が始まる。 ありきたりではあるが、ちょくちょく予想を裏切ってくれる展開で、皮肉まじりのジョークととても心温まるストーリーが非常に楽しめた。キャストも全員適役で、ポール・ラッドのほっこりさせてくれる存在感、クレイグ・ロバーツの屈折した性格でもなぜか憎めない演技、セレーナ・ゴメスのやさぐれ具合も個人的には凄い好きだった。あと、ラストの世界一深い穴での立ちション姿は見ているこっち側も爽快。笑 トレヴァーにとって、ベンに出会えたのはものすごく人生で大きいことだっただろうなあと感じた。これからも家に閉じこもりっきりで、トレヴァーの場合何年生きられるか分からない短い人生で、何も経験できないまま終わっていたかもしれない。一歩踏み出す気持ちがあっても、それを後押ししてくれる人の存在がどれだけ大きいか。特別な人との出会いを大切にしたい。
좋아요 3댓글 0


    • 데이터 출처
    • 서비스 이용약관
    • 개인정보 처리방침
    • 회사 안내
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.