
uboshito
2 years ago

도망친 여자
평균 3.2
「逃げようとしている女」でもなければ「逃げかけている女」でもない。「逃げた女」がタイトル。でも、夫から「逃げている」のか、訪れた女ともだちや先輩から「逃げている」のかまでは解釈できない。さすがにそれを、この作品から感じ取れというのは無理がありすぎる。それくらい説明はない映画。 実際、何も考えずに見ると、この映画は「何もない映画」(笑)。夫と常に一緒にいるという「嘘か本当かよくわからない話」を行く先々で繰り返しながら、女性と暮らす女性、一人で暮らす女性(自己資金をたんまりもっている)、おそらく昔恋人だった人と結婚した女性、に会う。気になったのは、この3人目の恋敵?に会ったのが、向こうは偶然だと思っているが、ガミは明らかに意図があって「会いにいった」ように見える点。あえて会いに行ったとすると、なんで? と思うけど、それもわからない。昔の恋人に会う可能性も含めて会いに行ったとすると、やはり過去を清算するという意味で、現在の夫から「逃げている」と考えるのが妥当かと… 男性もそれぞれに3カ所に出てくるが、ぜんぶクソ野郎の設定。日本が大好きな韓国人女性のYouTuberとか見ていると、韓国のドラマや映画に出てくるような男は、韓国には実際にはいない、と言っていて印象的だったのだけど、まさにそれを映画で描いてくれたような感じ。 でもまあ、だから何? って感じもある。男のところから「逃げた」からなんだっていうのか? 訪れた女たちから「逃げた」からなんだっていうのか? 1人で頑張って生きていけばいいじゃん、という感想しかない。男だろうと女だろうと、人にすがって生きてはダメだと思う。