코멘트
アラフォーで独身の娘と娘に寄生している父親の日常を描いた秀作です。 今、このシチュエーションを演じさせればこれ以上は望めない吉田羊と國村隼のコンビが実に良い味を醸しています。繊細な親子の心情を紡いだ脚本とクリアな映像がお気に入りです。 ☆第6回 ヒロインの亡き母が流産をして姉と2人で泣いていたというエピソードが語られます。回想シーンは、なし。それでも母を想って心で泣いている吉田羊の絶妙な演技に、泣きました。 ☆第8回 別れた元パートナーとの再会が描かれた回です。 会話の中で淡々と語られる2人のすれ違いや後悔が結構ジンときました。パートナー役の俳優さんは、漫才師の岩崎う大。静かな語り口の中に人柄の良さを表現していてなかなかの才能を感じました。 今回もう一つ感心したのは、アナウンサー役の田中みな実です。彼女の女優としての仕事を何回か見たのですが、下手ではないもののあざとさが鼻について好きになれませんでした。ところが本作では、アナウンサー役ということもあるのでしょうが、アラサー女子アナの悲哀を情感たっぷりに表現していて、チョッピリ泣かされました。 ☆最終回まで 母親の死、家からの退去というシビアな出来事を通じて父親と娘の対立が描かれると共に過去を振り返ることで今の2人の関係が修復に向かうプロセスが丁寧に描かれています。 近年、日本のドラマは、刑事物、医療物、ラブコメといった受けが良いテーマでお手軽に作られ過ぎています。その結果、力作揃いの韓国や中国のドラマに大分水を開けられてしまいました。 そんな中で本作は、日本のドラマが得意としていた繊細な人間描写を丁寧に行なっており、吉田羊、國村隼という実力派俳優の名演もあり、世界水準の名作となりました。日本ドラマに希望の灯が灯もったようです。
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