코멘트
コウキマン

コウキマン

3 years ago

3.0


content

아버지의 깃발

영화 ・ 2006

평균 3.2

2023.1.22.010 ネタバレあり “硫黄島からの手紙”と対をなす映画。“硫黄島~”が日本視点、本作がアメリカ視点。日本としては硫黄島を取られると本土爆撃拠点とされるため死守したい。アメリカからすると予算が底をつき、はやく終戦へと向かわせるための足掛かりにしたい。加えてアメリカの戦勝ムードを高めて国債を買ってもらうためのPRに活かしたい。そのような思惑が硫黄島でぶつかり合う。日本軍が猛攻するも、圧倒的な物量差、戦力差には勝てずアメリカ軍が硫黄島をほぼ制圧する。甚大な被害を受けながらも激戦を制したアメリカ軍が、摺鉢山と呼ばれる丘に星条旗を立てている写真はアメリカで大人気となり、写真に写った兵達はたちまちヒーローとなる。ヒーローたちは国債を売るためのPR活動に駆り出され全米を巡る。 さらにネタバレ ヒーロー達は口を揃えて「俺はヒーローじゃない」と言い続ける。あの有名な写真には裏話がある。先発隊が旗を掲げたあと、日本軍の生き残りから銃撃を受け死傷者が出た。その後お偉いさんが「あの旗が欲しい」と言ったため、後発隊は危険が去ったタイミングで旗を差し替えに向かう。この後発隊の写真が件の写真となる。後発隊からしてみれば「いや、俺らは旗を差し替えただけなんだけど」となるわけだ。しかし政府からすれば知ったことではなく彼らは国債売りに利用される。そんな最中、その後の彼らの苦悩を丁寧に描いていた。 正直、硫黄島の星条旗がなぜそれほどアメリカで騒がれたのかわからなかったが、そのような裏があったとは。 ヒーローとは必要に応じて作られるもので、プロパガンダも多数ある。ここでのヒーローたちもそうで、世間の都合で騒ぎ立て、時が経てば見向きもしなくなる。なんともやるせない。 【余談】 1902年、日露戦争を見据えた日本軍は、青森県の八甲田山にて雪中行軍訓練を行った。行軍中、猛吹雪に遭い210名中199名が死亡。生き残った者も重度の凍傷を負った。しかし生き残った者は英雄として祭り上げられ「介護するから結婚して」との声がかなりの数挙がったそうだ。 その後、日露開戦。辛くも勝利した日本軍の兵隊達はヒーローに。八甲田山の生き残りのことなど世間は忘れ去った。「俺は八甲田山の生き残りだ!」と横柄な態度を取るも、世間は冷たかった。って話を思い出したのでメモ。 “父親たちの星条旗”のヒーロー達はそんな態度ではなかったけども。