코멘트
なつみ

なつみ

1 year ago

5.0


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너의 색

영화 ・ 2024

평균 3.5

きれいだった。 こんなにあからさまにきれいで美しい映画、久しぶりに見た。 心に溜まっていた澱が流れて清められていくような感覚でした。 映画館を出た後、たくさんの光彩色が頭の中を漂っていて、世界が明るく見えた。 山田尚子監督が評価されていることの意味がよくわかった。 これほど、「セリフ」を使わずに、人間の感情や感覚が表現できることに驚いた。 「受け取りたい」と思える映画だった。 この物語は、確かにバンドアニメではあるんだけど、ぼざろやガルクラのような、「音楽」そのものが根底にある作品とは違う気がした。 この作品の根底にあるのは、「いろ」。 この「いろ」は、色覚としての意味合いのほかに、感覚だったり、感情だったり、歌だったり、音だったり、好きな気持ちだったり、秘密だったり…。 なんだか、ほにゃほにゃしていて、形の定まらないきらめき。 分かりやすくてはっきりしたものが好まれるこのご時世に、ふわふわと、輪郭のはっきりしない「何か」を描いてる。 でも、それは確かに青春の中で蠢いていて、ものすごくきれいだった。 また、ミッション系の学校と教会が舞台になっていることに大きな意味があった。 きみとルイの、祖母や母に隠し事をしていたことへの罪の意識。 そしてトツ子(聖堂に欠かさず礼拝していたことから信仰心があることが伺える)の嘘をついたことへの懺悔。 そんな罪(秘密)を、神ではなく、友達に打ち明ける。 そしてその表現を、「聖歌」を、聖バレンタインの祭事の場で披露し、友達もシスターもおばあちゃんもお母さんもそれを喜んで認めてくれたことで、「赦された」。 あの瞬間、これまでの悩みが許され報われた。 ライブのシーンに、そんなカタルシスを感じて、ちょっとうるっときた。 近年珍しいくらい、徹底的に、温かみのあるキャラクターしか出てこない。 決して言葉では語られない悩みや切なさ、それを徹底的に表には出さない。 受け取り手がキャラの内面に没入する余白が用意されていて、想像が掻き立てられる。 ドラスティックな要素を完全に排除していることが、もはやロックであると感じた。 また、背景美術が美しすぎて、ワンカットワンカットが美術館で油彩作品として飾られていそうな美しさだった。 音楽は自己表現の一つであり、それが色。 反省文を歌にするの、すてきだね。