코멘트
疫病を利用したクーデター 『朝鮮王朝実録』に実際に記述のある物怪(ムルゲ)という謎の存在を独自解釈のもと面白おかしく描いた疫病ホラー。物語の根本にあるのは朝鮮王朝における権力争いで、同時期の『王宮の夜鬼』とかなり似てるんだけど、韓国ではこのネタが流行ってるのかな。『王宮の夜鬼』ほどの面白さはなかったけど、こちらも好き! パンフによると、ムルゲのせいで「宮殿中がパニックに陥り、王が居城からの退去を余儀なくされた」という一節だけが『朝鮮王朝実録』に記述があるようで、ムルゲとは一体何を表すのかは判明していないらしい。 本作では、化物ムルゲがいるという噂が民衆の間で流れてはいるけれど、誰も見た者はいないという不確かな存在として描かれている。その噂を利用して民衆の不安を煽ることで、王への不信感を募らせクーデターを起こそうと画策する男と、王が信頼を置く朝鮮最強と評される元武官の対決が大筋となる。なんか妙にタイムリー感が…😅 『王宮の夜鬼』では海外の船から疫病が蔓延していく『吸血鬼ノスフェラトゥ』オマージュが印象的だったけれど、本作の疫病は国内から発生するため、対外的関係性についても描かれていたあちらに比べ、国内部の闇に焦点を当てようとする意図が読み取れる。 ひとりの暴君が現れれば、例えクーデターにより打倒したとしても負は残り後世へと継承されてしまう。本作はそれを超デフォルメして描いてるんだけど、国として抱え込んだ負を打ち負かすのが、監督が語るように民衆であるならば、もう少し民衆に焦点を当てて描いてほしかったところ。『王宮の夜鬼』はそのあたりのバランスがしっかりしていたと思う。 『新感染』『魔女』『パラサイト』でも大活躍だったチェウシクくんが重要な役柄で出ているのは嬉しい(ポストカード配ってた😂)んだけど、それ以上にヒロインを演じてるKPOPグループのアイドル?の子が途中で盛大にゲロをぶち撒けられて全身ビチャビチャになるという、監督だか誰だかの性癖をガッツリと反映してるのがサイコーに笑った🤣 そんでムルゲって何なのかってのは中盤あたりで明らかになるんだけど、多分知らずに見たほうが面白いと思う。公式で超ド級のネタバレしてるんだけど、もしご覧になる方はあんまり詳しい情報を入れずに見た方が良いかも?
좋아요 1댓글 0


    • 데이터 출처
    • 서비스 이용약관
    • 개인정보 처리방침
    • 회사 안내
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.