
ひろ

영광의 길
평균 3.6
スタンリー・キューブリック監督によって製作された1957年のアメリカ映画 ・ 第一次世界大戦、フランスの最大の課題はドイツ軍の撃退だった。そんな中、ダックス大佐はドイツ軍の要所を攻略する命令を受ける。だが、兵士たちの疲労を知るダックスは、現在攻撃を仕掛ければ兵士たちが壊滅的打撃を受けると抗議する。しかし、軍上層部は作戦を実行させ、フランス軍は大敗し、ダックスは責任を問われ軍法会議にかけられてしまう…。 ・ まだ無名に等しかった時代のキューブリックによる戦争映画の秀作。後のキューブリック作品のような難解なものではなく、腐敗した軍上層部によって、不当な扱いを受ける兵士を描いている。ダメな上司に迷惑をかけられる部下という、いつの時代も変わらないテーマだ。 ・ ハンフリー・コップの原作をジム・トンプソンが脚色したものが基になっているのだが、キューブリックが手柄を独り占めにし、キューブリックが脚本を受け狙いの内容に変えたことで主演のカーク・ダグラスともめた。キューブリックがカーク・ダグラスの悪口を言いまくり、自分の功績を主張したことで、関係者を敵に回した。 ・ 大スターだったカーク・ダグラスが無名のキューブリックにチャンスを与えた形であった「突撃」と「スパルタカス」だが、2人の仲は決裂し、アメリカにいづらくなったキューブリックはイギリスに渡った。監督なんて我が強いものだけど、キューブリックの我の強さはあまりにもひどかったようだ。後に製作から全部自分でやるようなったから、もめ事も減っただろう。 ・ このように作品には見えない裏側ではいろいろあったみたいだが、作品としては評価が高い。フランス軍が英語で話していて、カーク・ダグラスも全くフランス人に見えないけど、1957年の作品にそこまで求めるのも酷だ。いろいろあったとはいえ、やはり脚本が素晴らしい作品だと思う。